子育てのイライラは食事で解決する!
育児に奮闘する皆さま
今日もお疲れ様です。
作業療法士として働きながら、双子育児に奮闘している双子パパのohyamakです。
皆さん、育児中に子供に対してイライラしたり、ちょっとしたことで全力で怒ってしまうことありませんか?
また、仕事をしているパパはそのストレスを職場に持ち込んで仕事でイライラしていませんか?
怒るということは人の感情として必要な要素なので、それ自体は悪く無いことですが、この記事を読んでいただく様な方は、その怒ってしまうことに対して、自分を責めてしまう人が多いと思います。私もそうでした。
怒らない様に意志の力で押さえ込もうとすればするほど、上手くいかないことで自分を責める機会が多くなり、自己否定からメンタルが低下して、更に怒り易くなるという負の連鎖を起こします。
これを防ぐ為に大切なことは、怒るという感情は脳が判断していることを知ること。そして脳の機能を安定させて感情をコントロールすることは、食事や小さな行動で変えることができることを知ってもらいたいと思っています。
今日は、意志の力を帰る前に食事から変えてみたら楽になるよという内容を紹介します。
今日の話はこんな人にオススメです。
- 仕事や育児ですぐにイライラしてしまう。
- イライラしてしまう自分を責めてしまう。
- イライラせず、楽しく育児や仕事をしたいと思う人。
- イライラしない様に考えてるけど上手くいかない人。
結論から言うと、腸内環境が良くなる食べ物を摂取すると心を落ち着かせるホルモンが分泌されてイライラしにくくなります。
また、水分の適量摂取と糖質を少し調整するだけで、感情コントロールを何倍にも高めることができます。
感情をコントロールできると言うことは、脳の機能を正常に高いパフォーマンスに保つことなので、仕事効率も上がるし、腸内環境は健康にいい影響を与えるしと、一石三鳥くらいの効果がありますので、ぜひ試して貰いたいと思います。
下には、私自身も取り組んだ具体的な方法などをまとめていますので、参考にしてもらえれば幸いです。
イライラするのも予防できる!
まず、イライラの原因が発生すると怒りたくなるのは当然です。例えば、朝の忙しいタイミングでご飯をこぼしたとか、時間がないのに「嫌だ」とぐずるなどです。こうなってから感情を抑えるのは、かなり大変ですし、怒るのも仕方無いですよね。
よく育児のブログや本では、①子供の接し方を変えてみたり、②怒らず様子をみたり、③問題が起らない様にあらかじめ備えるなど書かれていますよね。
ですが、いきなりこの考え方を変えることはとても大変な作業です。
これは、学生時代に勉強が嫌いで授業中よく寝ていた学生が、ある時から家でも数時間勉強すると決めて取り組む様なものです。
数日間は勉強できても1年・2年と長く続けることが困難で、失敗した時に「自分は何て意志力が無いんだ」と自責の念にかられて結果、取り組む前よりメンタルが低下してしてしまいます。
育児は何年も続くものなので、長く続けれて簡単な行動を変えることが大切です。
まずは、取り組む前の心をイライラしにくい状態に保つこと。そして、様々な状況を予測するための脳の機能を高く保つことが重要になります。そして、この2つを実現する為には、食べ物をコントロールするだけで実現します。
イライラするという感情は脳が管理している!
まず、イライラというのは、心の問題という表現から離れてみましょう。感情を司る部分は脳の扁桃体という場所にあります。
つまり、脳の機能を適切に保てていないと感情がコントロールできないのです。
この脳の機能を適切に保つポイントは、
- セロトニン
- 腸内環境
- 糖質
- 水分
この4つのポイントを知っておくだけで、子供へのイライラが減る事になります。
(集中力、体調改善にも効果ある為、私は仕事成績もアップしました。)
セロトニン
心を落ち着かせる脳内ホルモンを「セロトニン」と言います。幸せホルモンとも言われています。セロトニンの分泌が多いほど心は落ち着き、イライラする沸点を下げてくれます。そして、このセロトニンは腸で作られて脳に送られることが分かっています。
腸内環境
腸は「第二の脳」と言われる様に、腸内細菌が脳に関与するホルモンを作り出す役割を担っています。腸内細菌への栄養には、食物繊維と発酵食品が必要です。
糖質
糖質は麻薬以上の依存性を持っていると言われています。脳を働かせるのに必要なものではありますが、多すぎると脳の機能を下げる。具体的には、何かを抑制する理性や自制心を下げることが分かっています。また、強い眠気を引き起こす原因にもなる為、イライラしやすい状況を作り出してしまいます。糖質を適度に保つ為には、炭水化物や甘いものをある程度キープする必要があります。
水分
意外と忘れがちな水分です。脳が働きやすい体内温度は決まっています。体の水分が減ってくると脳の温度が少し上がることで集中力や思考力の低下が起こります。スマホやパソコンの温度が上がると動作が遅くなるのと同じことが人の脳にも起こります。これを予防する冷却機能は水分の摂取です。1時間にコップ1杯の水を飲むことで脳の機能を一定に保てます。
私の実践したこと
いいと分かっていても全ての食事を変えるのは、楽しみが無くなった辛いですよね。私もそう感じたので仕事中に意識できることだけ取り組みました。
- 昼食をおにぎりなどの炭水化物に変えて、プロテインとバナナを摂取すること
- 水分を1時間に1杯とこまめに摂取すること
この2点だけです。
家で夕食は自由に食べますが、水を飲むタイミングだけは1時間に1杯になる様に常にペットボトルを持ち歩く様に意識しました。
たったこれだけで、イライラする感情が起こりにくくなり、問題の先読みができる余裕が持てる様になりました。
また、仕事中の糖質が減ったことから昼食後の眠気が来なくなり、高い集中力で仕事できることから業務の効率が格段に上がり、問題解決が早くなりました。
これだけでも自分なりに十分な効果だったのですが、最大の効果は「自分自身を責めなくなった」と言うことです。
コントロールできても子供を怒ることもあるし、イライラもします。でもそう言う時に、前日や直前の食事を振り返ると
- 食べ過ぎてしまった
- 糖質が多過ぎた
- 水分全然取ってなかった
と、イライラの原因を明確に食事と理解することができる様になりました。そうすることで、この後は食事をどうすれば良いのかと具体的な解決策を持てる事になり、怒るという行動を修正できる様になりました。また、自分で解決できた経験が繰り返された事により、「自分も変われる」と実感できたことが、心に大きな余裕を作ってくれました。
これが、私に取って一番大きなことだったと思います。
まとめ
長くなりましたが、意志の力だけで自分をコントロールするのは難しいです。人は楽な方に行きたいと誰しもが行動してしまうものです。食事という習慣を変えることで結果として行動が変わり、感情がコントロールできます。
もし、同じ様な悩みを抱える方がいてたら、この中のたった一つでもいいので、小さな習慣を変えてもらえれば幸いです。
自分自身が育児と仕事の両立ができなくなりそうで、試して良かったことをまとめて作ったブログです。パパが育児と仕事を楽しんでできる。そんな心の余裕を作りたいと思っています。
最後まで読んでい頂いてありがとうございました。
もし、通勤時間に余裕があればと、私が参考にした本を載せておきます。