パパの助けになる子育て教室

『子育てを仕事のように楽しもう!』をモットーに、『今しかできな子育て』を忙しいパパ達が楽しめる方法を紹介します

言う事を聞いてくれない子供が話を聞きやすくなる方法は?

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どうも、こんばんは。

作業療法士として働きながら、双子育児に奮闘している双子パパのohyamakです。

このブログでは、子育てを仕事で達成感を感じるように楽しんで取り組める知識を紹介しています!

子育てに対して、ちょっと違った角度からアプローチしても、

結果、子供もママもパパも幸せならいいよね!

という気持ちで書いていますので、宜しくお願い致します。

 

さて、本題です。

 

「もう、何で言う事聞いてくれないの?」

 

と、子供が言う事を聞いてくれなくてイライラした経験はないでしょうか?

様々な育児書に書かれている様に、『叱らず褒めて伸ばす』『きちんと言い聞かせて伝える』を実践しようと思えば思うほどに、言う事聞いてくれないストレスが募り、気付いたら怒りが爆発して、後悔するといった悪循環に悩まされる事はありませんか?

 

今回は、そんな時に活用できる『言葉を使わずに、相手に伝わりやすくなる』非言語スキルについてお伝えします。

 

目次

コミュニケーションには2種類ある

 他者と意思の疎通を図ることをコミュニケーションと言います。言葉で話す事もLINEで文字にする事も含めてコミュニケーションです。

 ですが、意思疎通には言葉を必要としないものも存在します。よく聞くことかも知れませんが、おさらい程度に聞いてみて下さい。

 

 なぜ、就職活動にはスーツを着用し、髪を黒く染め戻し、整えるのでしょうか?

これは、見た目によって人の印象は大きく変わってしまうからで、人は視覚の情報によって大きく他者から受け取る情報が変わってしまうと言うことです。

 こういった言葉(言語)以外で他者に影響を与える意思疎通のスキルを、『非言語コミュニケーションスキル』と言います。

 

 就活でスーツを着た様に、子供に伝える時に影響力のある非言語スキルを活用できれば、言う事を聞いてくれやすくなる可能性は非常に高まります。

 とはいえ、伝える時にスーツを着る訳にもいきませんので、もう少し詳しく非言語スキルについてまとめていきます。

 

8つの非言語コミュニケーションスキル

 非言語コミュニケーションスキルには、以下の8つがあると言われています。

● 姿勢

● 動作

● 身体距離

● 視線

● 表情

● 声

● 流暢さ

● 外見

 

 皆さんは、この8つのポイントを普段から意識していたでしょうか?

この8つのポイントで自分の行動を把握すれば、子供さんに伝える時に意識して行うべき項目を決める事ができます。

 

以下に、それぞれがどの様な状態であれば伝わりやすさが改善するかをまとめます。

 

1、姿勢

 皆さんは、『背筋が伸びている人』と『丸まって横を向いている人』のどちらの意見を聞きたいと思いますか?

 『背筋が伸びている人』ですよね。姿勢を良くして話をするだけで、他者への説得力が上がる事は証明されています。

 これは、視覚情報だけでなく、姿勢を良くして電話越しで話をするだけで説得力が上がることまで証明されていますので、やって損はありません。

● 正しい姿勢の参考に

良い姿勢 イラスト素材 - iStock

胸を張る→掌が体の正面を向く様に捻ってから戻す(背筋が内側にしっかり寄ります)ことで綺麗な姿勢を保つ事が可能です。

ポイントは、腹筋と肩甲骨になります。

肩こりや腰痛のある方は、この良い姿勢を保つだけの筋肉の柔らかさが失われている可能性があるので、非常にしんどい姿勢になります。

 

ですが、ご安心を!

この姿勢を意識して行う事でストレッチと筋トレの効果があるので、気をつけて継続できれば姿勢は必ず改善しますよ!

 

子供さんに伝える時には、姿勢を正す方が説得力が高まるので、ご自身の姿勢に意識を向けてみては如何でしょうか?

 

2、動作

 動作といっても特定の動作をするわけではありません。話す時にジェスチャーを用いているかどうかです。

 ある程度リラックスした状態で身振り・手振りを用いて話をする方が説得力が高まると言われています。

 この身振り・手振りが大きすぎても速すぎても、子供の注意が言葉から手振りに変わってしまうので、効果が減少してしまいます。

 

 優しく諭す時には、リラックスしたジェスチャーを用いた方が説得力が高まりますので少し試してみては如何でしょうか?

 

3、身体距離

 これは、話し相手(子供さん)との会話中の距離のことです。この距離は、人によって変わりますし、話す内容によっても変わるので、難しいポイントですが重要になります。

 

 皆さんも友人・知人と話す際に「この人距離近いな」と感じた場合に、好意的な印象かそうでないか別れる事はありませんか?

 自分に興味のある内容であれば、近い距離でも話し続けれますが、あまり興味がないと距離をおきたくなりますよね。この様に、人にはその話を一番聞きやすい(聞き手側が)距離が存在します。

 

 と言う事は、子供さんに何かを伝える時には、子供さんの求める距離感をとる事が重要なポイントになります。

 ですが、この距離の取り方が非常に難しいポイントですね。

我が家では、

 

1、「おいで」と子供自身に距離を決めさせる。

2、会話中に距離を詰めた時に、目線や手を握る力を見ています。

  もし、目線をそらす・握る力が強くなると距離が近すぎるので、少し離れます。

 

 この様に距離を近づけたり、離したりを試しながら、子供の一番話を聞いてくれそうな距離感を確認しています。

 これを試すには、怒っている時は難しいので、楽しい会話中に試すのが良いかと思います。

 

まとめ(前半)

 少し長くなりそうなので、前半と言うことで3つだけまとめてみました。次の更新では、4つ目の『視線』から書いていきます。『視線」は重要なポイントで合わす事と逸らすことのバランスを使い分ける必要性があります。

 次回までお楽しみに待って頂ければと思います。

 

もし、同じ様な悩みを抱える方に、この中のたった一つでもいいので、小さな習慣を変える事につながれば幸いです。

自分自身が育児と仕事の両立ができなくなりそうで、試して良かったことをまとめて作ったブログです。

 

この記事を読んでくれたパパが、

『子育てを仕事の様に楽しもう!』と、育児と仕事を楽しんでできる。

 

そんな心の余裕を作りたいと思っています。

最後まで読んでい頂いてありがとうございました。