育児ストレスを溜めないルーティーン活用術
今日は育児のストレスに生活のルーティーンが崩れることが大きく影響しているという話をまとめていきます。
このルーティーンを意識すれば、ストレスが無くなる訳では無いですが、不用意にストレスを溜めないような日常の工夫になります。ここで言うルーティーンとは、ママとパパ両方ともに共通する話ですので、ご夫婦で一度話してみてもらえらばと思います。
ルーティーンという言葉を耳にしたことはありませんか?
ラグビー日本代表の五郎丸選手の手を合わせたポーズで有名になりましたよね。
ですが、このポーズに意味があるわけでは無いですよ。
過去一番パフォーマンスの高かった時の、ボールを蹴るまでの行動パターンを選び、毎回同じにする事で、最高のパフォーマンスを引き出そうとする為に行われます。惜しまれながら引退したイチロー選手も同じです。
これはスポーツでの一例ですが、みなさん日常的にルーティーンを取り入れて生活しているんですよ。
日常生活では、最高のパフォーマンスはあまり求めないと思いますが、
- 良いメンタルの状態を作る
- 考えない事でストレスを生み出さないようにする
と言った、効果を生み出しています。
例えば、朝起きてから何をしますか?と問われると、何となく順番を思い描く事が出来ませんか?
これも一つのルーティーンなんですよ。
この時に歯を磨くとか、お風呂は30分は浸かるとか、晩酌をするとか、みなさんもありますよね。
ここで育児の話に戻ります。
出産前は当たり前にしていたルーティーンが、出産後に出来なくなっていませんか?
例えは、
- ご飯は3食しっかり食べる
- 一人で30分お風呂に入る
- スキンケアに時間をかける
- ヨガをする
- 決まった番組を見てから寝る
- 晩酌する など
育児が始まったママにとっては、ほとんどが出来なくなります。特に、授乳に影響することは絶対できません。
もちろん、はじめての子育てで不安も多いのがストレスの大半を占めますが、このルーティーンが崩される事で出産前の理想を求め、叶わない事でストレスが増えていきます。
これは、パパも同じなんです。ママのルーティーンを維持しようとパパのルーティーンが全て無くなるとストレスが溜まり、夫婦喧嘩の原因になります。もちろん、パパは仕事中はルーティーンを正しく保てていれば、ママより負担は少なくなると思いますが、もし中間管理職などルーティーンが崩れて仕事のストレスが多い状態だと、家庭に仕事のストレスを持ち込んでしまう結果になりますよね。
前置きが長くなってすみません。
今日は、このルーティーン活用術についてお伝えします。
いつものように、目次を付けておきますので、気になるところから読んでいただければ幸いです。
目次
ルーティーンとは?
上でも書いたように、毎日や毎回決まった行動を行う事を言います。これは、スポーツだけでなく、仕事や遊び、日常生活のいろんな場所で行われています。
このルーティーンの特徴は、
考えるという工程を省ける事です。
人は考えて行動するときには、予測を立てようとします。行動に移せる予測とは、基本的に良いイメージですよね。これが、うまくいかなかったとき(予測通りにならなかったとき)に過剰なストレスを感じます。
生活の中でのルーティーンとは、いつも通り考えなくてもできる事ですので、理想の結果を追い求めて失敗するようなストレスは感じないですよね。
ルーティーンでの効果
- 考える事が減る事でストレス軽減
- 集中力が高まる
- 良いときの状態が再現できる
ルーティンの行動中には考える必要が無いので、別の事を考える事ができます。その結果集中力が高まったり、よいパフォーマンスが発揮されます。
ルーティーン活用術
よく、育児ブログで、
「ママには、ゆっくりお風呂に入らせてあげよう」とか、「スキンケアの時間を作ってあげよう」とか、書いていますよね。それ自体は大切な事です。
しかし、それぞれのご夫婦にとっての残しておきたい大切なルーティーンをきちんと話し合って決めておく事が非常に重要です。
お風呂の希望は多くのママで多い事かもしれませんが、自分のパートナーにとっての最優先事項かはわかりません。
ですので、話し合いが大切です。
ルーティーン話し合い
- お互いが大切にしたい時間を書き出して優先順位をつける。
- 出産後も続けれる事かそうで無いかを分ける。
- 出産後も続けれるように、優先順位に並べます。
- それぞれをどのように協力すれば達成するか考える。
- 達成可能な順に優先順位を並べ替えます。
必ず、ノートなどに書き出すようにしましょう。1度決めたから絶対という事は無いので、その都度修正していきましょう。
ポイント
- 比較的毎日続けれるものを優先的に選ぶ事。
- お互いが少ない努力で協力できる事。
- 出産前の長期間意識して取り組んでいた事。
ポイント2
これから、出産を控えているママやパパへ
出産前から考えておく事をオススメします。
出産で一度辞めた習慣は、時間ができたからといって、なかなか再開するのが難しくなってしまいます。
出産後は本当にバタバタ時間が過ぎていきます。
- ちょっと暇な時間は寝よう
- お金は子供にかけよう
- 産後は、徐々に気持ちが落ち込んできて気力が起こら無い など、
本当に難しくなります。
実は、産後一番元気なのは、出産直後です。
出産後は体は疲労していますが、子供の生まれた喜び、毎日子供を見てる幸せさによってメンタルは非常によい状態になっています。
この状態の時に、好きなルーティーンを続けていく事が、長くメンタルを安定させる秘訣です。
この夫婦協力してのルーティーンのよい効果は、
- 夫婦互いに相手の配慮や努力を共有している。
- それによって、感謝しあえるという事です。
まとめ
今回は、我が家の経験からもルーティーンの活用をまとめていきました。育児が始まるとママやパパだけでなく、おじいちゃん、おばあちゃんも同じようにルーティーンが崩れてしまいます。普段気にせず行っている行動だからこそ、それが行えなくなる事でストレスを強く感じてしまいます。結果、ネガティブになり、意見の食い違いに発展します。そうなる前に、ご夫婦で話し合ってみては如何でしょうか?
最後まで読んでいただいてありがとうございます。今日の記事も皆様の悩みを解決する手助けになればと思います。