感情に流されて怒ってしまいそうなら、二人称で自分に語りかければいい!
仕事で疲れて返ってきた夜に、感情に流されて怒りすぎてしまう事はありませんか?
それは、いけない事だと分かっているのに、止められない自分を責めてしまうと言った後悔に苛まれないでしょうか?
私も時々あります・・・
ママからは、「いつもの子供はこんなもんじゃない」「仕事のストレスを持ち込まないで」と思われるかもしれませんが、
仕事のストレスにも自分でコントロールの難しいものがありますよね。
特に日頃は優しいパパが時々イライラしているのであれば、きっと職場でコントロールしきれないストレスに耐えて帰って来た時です。
暖かく迎えてあげてください。
もし、イライラ感が日常化しているのであれば、ストレス対策や怒りのコントロールを試してもらうのがおすすめです。
・イライラしている時は、姿勢に気をつけるだけで怒りをコントロールできるぞ!
・イライラしているのは感情じゃなくて脳の働き、なので食事で解決する!
・イライラした時には、これを食べるだけで簡単にストレスが解消できるぞ!
もし良ければ、こちら辺りを参考にして頂ければと思います。
今回は、突発的に感情に流されてしまいそうな時のイライラをスルーする二人称テクニックを紹介いたします。
目次
自分の感情に気づくことから
過去に『イライラした感情をスルーできる三人称テクニック』というのをまとめて書いています。
この時は、漠然としたイライラ感を静めるテクニックとして紹介しました。
子供は何も悪いことをしていないのに、イライラして怒ってしまうという場面においては、
三人称テクニック(サードパーソン・セルフトーク)を用いてもらうと良いと思います。
ですが、今回の二人称のテクニックは、イライラを静めるというより、
イライラした状況でも「この様に接したい」と思う意志力を発揮するためのやる気を高める方法として活用できます。
具体的にいうと、子供が良く無い事をして、怒りそうになった場面で、以下の様に思ってもらうだけで解決です。
二人称テクニックの使い方
子供が良く無い事をして、怒りそうになった場面で、
「君なら、怒らずに言い聞かせられる」
と自分自身を励ます様に言いき聞かせる、ただそれだけです!
本来、自分自身に言い聞かせる時には、一人称を使用して、
「俺(私や僕)なら、怒らずに言い聞かせられる」と思いがちですよね。
ですが、この『他人から励まされた様に自分に語りかける』という作業が、自分自身を客観的に捉える思考である『メタ認知』のスイッチを入れる事につながると考えられています。
学生を対象にした研究でもやる気アップの実証効果あり
イリノイ大学の研究により、学生を『一人称を使用するグループ』と『二人称を使用するグループ』に分けて、知的活動およびエクササイズでの意志力について計測しました。
結果は、『二人称を使用したグループ』の圧勝でした。
知的活動では回答数が大幅に上がり、エクササイズでは継続率が高かった様です。
二人称を使えば、集中力と継続力が高まるという結果でした。
つまり、二人称を使えば、様々な場面環境に流されずに継続する意志力、やる気を引き起こす効果が高いと言えます。
ちなみに、恥ずかしながら、二人称、三人称の違いが分からないという方のためにリンクを貼っておきます。
(私も調べました・・・)
二人称テクニックは日常で練習すべし
「そもそも、イライラしてたら、そんな事考える余裕はない!」
と言われると思いますが、ごもっともです。
だからこそ、今ブログを読んで頂いている、この平常心の時こそ練習して行くのがベストです!
後は、怒りというのは思考力から一番遠い感情ですし、怒る場面が頻回にあるから練習できるというのも考えてしまいますよね。
ですので、怒るではなく、何か子供にお願いする時や普通に話しかける時に、二人称テクニックを使ってから行動する習慣を身につけてみてはいかがでしょうか?
冷静な平常時であれば思考力も高いので、意識して行動を起こしやすいと思います。
まとめ:怒る行動の前には、二人称で言い聞かせてからがベスト!
パパも人間ですから、感情に流されて怒ってしまう場面はあります。
たとえ、日中仕事で子供から離れていたとしても、仕事でのストレスも抱えますから、短い時間接する子供に対して、イライラが抑えられなくても仕方がありません。
ですが、そんな感情で怒ってしまった後は必ず後悔すると思います。
なので、日頃から子供さんに注意する時には、心の中で一度二人称で語りかける習慣をつけておきましょう!
そうすれば、とっさの時にも二人称が出てくるはずです。
余裕があれば、三人称テクニックで怒りを鎮め、二人称テクニックでやる気を引こ起こす使い方ができれば最強かもしれません。
もし、同じ様な悩みを抱える方に、この中のたった一つでもいいので、小さな習慣を変える事につながれば幸いです。
自分自身が育児と仕事の両立ができなくなりそうで、試して良かったことをまとめて作ったブログです。
この記事を読んでくれたパパが、
『子育てを仕事の様に楽しもう!』と、育児と仕事を楽しんでできる。
そんな心の余裕を作りたいと思っています。
最後まで読んでい頂いてありがとうございました。