パパの助けになる子育て教室

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育児中のパパやママも実践できる「小さな親切」から得られる効果

子どものケガは「4つの心得」で冷静に対処しよう | ライフハッカー[日本版] 

 

「人には親切にしなさい」

 

そう言われて育ったか方も多いかと思います。

そして、自分の子供たちにも同じ様に教えているパパやママも多いのではないかと思います。我が家でも基本的には、「人には優しく・親切に」なってもらう様に、日々の行動を教えています!

 

この「親切」と言う、見返りを求めずに他者へ良いことをすると言うのを、心理学的には「向社会的行動」と言います。

 

ここでは、「親切」と言う言葉の方が分かりやすいので、その様に表現していきます。

親切」にされて嫌がる人も、「親切」をして嫌な気持ちになる人もそんなにいないですよね。

まあ、とてもネガティブな感情に支配されている時には、「お節介をしないで!」的な場面が起こる可能性があるので、嫌な気持ちになることを否定できる訳でもありませんし、本当に「親切」をしようと思うと、他者の気持ちに気づく共感力や、自分の行動に目を向けるといったベースは必要かも知れません。

ネガテイブ思考は悪い物ではなく、コントロールできますし、ポジティブ思考より優れた能力を発揮すると言われていますので、ぜひ、対策をお勧めします。

『ネガティブ思考対策』

ネガティブ思考な人は、誠実性を身につけると周囲の人が導いてくれる様になるよ

ネガティブなパパこそ、自然の多いところで子供と遊ぶとパパのメンタルも改善する

まずは手軽に発酵食品をとることで気分のムラがなくなるよ

毎朝背伸びする習慣を身につけるだけで自己肯定感が高まる

 ↑良ければ参考にどうぞ!

 

少し逸れましたが、前回の記事で「親切」にする事は小さな幸福感を感じれ、悪影響はないと書きました。

ohyamak.hatenablog.com

 

「小さな親切」が人の幸福感を高めてくれるだけでなく、日常生活のストレスによって引き起こされるメンタル低下の悪影響を緩和させてくれる効果があることも分かっています。

 

そして、子育て中のパパやママにこそ、これの「親切」の効果を知って貰い、日常で意識して活用してもらいたいと思っています!

 

子供に対して「親切」にしてる!と思うのも一つですが、職場で「親切」にしている行動や、ママ友に「親切」にしている行動を知り、『今、私は他者に親切にしてる』と意識できる行動を増やす事で、子育て中のネガティブな感情を大いに緩和してくれるからです。

 

 今回は、そんな「小さな親切」がメンタルに与える影響についてまとめます。

 

目次 

「小さな親切」がメンタルを改善する

イェール大学の研究で参加者に2週間ほど「どんな親切をしたか」の日記を付けてもらい、毎日のストレスレベルを観測しました。(

2週間後にメンタルヘルスのテストを行った結果、

「小さな親切」をした人ほど、

 

 ・ポジティブな感情が増えた

 ・メンタルヘルスの悪化が少ない

 ・ストレスに強い

 

といった傾向がはっきりと現れた様です!

逆である、「親切」の少ない人は、

ネガティブな感情に囚われやすく、ストレスに弱い傾向が示されました。

 

ここで言う「小さな親切」とは、

  • エレベーターのボタンを押してあげる
  • 扉を押さえておく
  • 「お手伝いしましょうか?」と声をかけるだけ
  • 後ろの人に配慮して、少し横に動くだけ

といった、本当に些細な「親切」の事です。

たったこれだけで、メンタルコントロールができる様になるのです。

 

研究チームは、

「親切」の効果は絶大で、いろんな場面で使える手段である。向社会的行動をした人は、強いストレスを感じた日であってもメンタルヘルスを損なわずにいられる。同時にネガティブな感情を抑える事ができる。

後ろの人のために扉を押さえるなど、ほんの些細な親切でも効果がある。

まずは1ヶ月だけでも試して欲しい。

きっと気分が良くなってくるはずだ。

 と述べています。

 

子育て中こそ「親切」の効果がある 

「親切」をして人から感謝されて、尚且つメンタルが安定するなら、やって損はない習慣ですよね! 

 だからこそ、子育て中のパパやママにこそ実践してもらいたいと思っています。

「親切」は、見返りを求めていないとはいえ、何も反応がないと「親切にできたのか?」「今のしてよかったのか?」と不安になりますよね。

ですが、「ありがとう」やお辞儀だけでもあれば「やってよかった!」と思えますよね!

反対に他者へ「ありがとう」と伝えることも『相手を良い気持ちにできた』と思えば、それも「親切」の一つかも知れません。

だからこそ、他人からの「ありがとう」がもらえる場所、

『職場』や『子育てサロン』など、子供以外の他者と交流できる場所が必要なのだと思います!

子育てサロンは『しんどいから使う』場所ではないと思っています。

『しんどくなってから』では、そこに出向く気力や判断すらできなくなります。

そうならないため、日々のストレスを緩和させる「親切」に触れるために、『予防的』に活用するのが良いことだと思っています。

今は、コロナで場所には出れないことも多いかと思いますが、zoomを使ったオンラインでのサロンをされているところもあります!

子育てサロンをズームでするのは、とても素晴らしいと思います!

家での大変さが伝わりやすいですからね。

住まいの近くで素敵な活動をしているので、ぜひ、お近くの方は覗いてみてください!

tsudoi-no-hiroba.com

みのマママルシェ | みんなでつくる!ママが笑顔になれるまち

 

子供にも良い影響を与える

子供には言って聞かせるのは、非常に難しいことです!

大切なのは、パパやママ自身の行動を見せ、疑問に思わせることです。

「何で何で?」と何でも質問されて辛い時期はあると思いますが、そう言った時期に説明してあげれる様に日頃から行動するのです。

例えば、外出先で後ろの人のためにドアを開けておいたとします。

子供は、「何で開けてたの?」「何でありがとうと言われたの?」と聞いてくるでしょう!

そしたら、「ドアは重たいから、開けてたら後ろの人が助かるでしょ」とか「荷物重たそうだったから、開けて貰ってたら助かるでしょ」という感じで、

子供が真似をする行動に「親切」という情報を後で足していくことが大切です!

子供は、自制心が成熟していないため、良いと思うことを行動に起こすのは苦手です。感情として衝動的に行動します。ですが、新しいことを覚えるために、周囲(特にパパやママ)の行動を真似して覚えていきます。

この傾向を上手く利用すれば、

行動を真似させて、疑問にもったら、理由を説明する

という手順で知識と行動をセットで身につける様に促すのが良いと思います。

 

そんな難しい事でなくてもいいと思います。他者が嬉しい気持ちになることを考えてみましょう!

 

 ・近所の人に元気よく挨拶する

 ・落ちてるものを拾ってあげる

 ・歩く人が困らない様に、椅子を机のしたに入れる

 ・電車では、小さな声で話す

などなど、日常には、他者を気遣って行う行動に溢れています。

そんな些細な行動の説明をしながら、子供が身につけてくれれば、

きっと子供自身が将来、悩み苦しむタイミングで支えになるはずです!

 

まとめ:親の「親切」な行動から、子供に学ばせよう!

「小さな親切」がメンタルを安定させ、幸福感を感じれ、感謝までされるという研究のまとめでした。歴史的に見ても、人は助け合いながら進化してきているので、「親切」というのは人類の遺伝子的にも自然な行動なのかも知れません。

子供は親の真似をすることから始めます。パパやママが実践していない事を教えても、子供はいつか、その解離に気づき不信感を覚えます。

まずは、パパやママ自身が実践しましょう!(私自身にも言い聞かせています!)

親切」に悪影響はないと研究者も言ってるので大丈夫です!

 もし、同じ様な悩みを抱える方に、この中のたった一つでもいいので、小さな習慣を変える事につながれば幸いです。

自分自身が育児と仕事の両立ができなくなりそうで、試して良かったことをまとめて作ったブログです。

この記事を読んで頂いたパパが、育児と仕事を楽しんでできる。

そんな心の余裕を作りたいと思っています。

最後まで読んでい頂いてありがとうございました。

また、次回の記事でお会いできればと思います。