子供の幸せを左右する、身に付けておくべき習慣とは?
前回は、「学ぶことこそが最大の幸福だ!」といった話をまとめてみました。
人は報酬を得るより、学びを感じた時の方が主観的幸福感が高まる様にできているみたいです。
誰しも、「幸せになりたい」と言う欲求を持っていますよね。
そして、子育て中のパパやママなら、「我が子には幸せになって欲しい」と心から願うものです!
その為に、学ぶことや新しい体験を積極的に取り入れて、一緒に過ごすことはとても大切な日々になります!
しかし、子供とはいつか親の元を離れていくものですし、反抗期など、こちらが良かれと思って何かをしても猛反発をする時期がきます。
そんな時期に「学ぶ事が幸せだから、しなさいよ!」なんて言っても効果が無いどころか、逆効果で余計に反抗が強くなる可能性が強いですね・・・
まあ、反抗期はそっとしておいてあげて下さい。帰るべき家があり、毎日帰ってきているのであれば、全く問題ありません。そのうち治りますので・・・(自分の体験談)
ちょっと逸れましたが、いつまでも親から与えてあげることはできません。
なので、小さいうちから無意識に実行できる様な習慣を身につけておく事が重要です。
そんな幸せを感じれる日々の小さな習慣なんてあるのかな?
と思われるかも知れませんが、皆さんが絶対一度は聞いたことのあることです!
それは、他人に小さな親切をすると幸せになれるよ!
という、とてもシンプルな話です。
他者への親切心が自身の幸福感を高めてくれると言われています。
当たり前かも知れませんが、その効果のほどは意外と知られていませんよね。
ですので、少しまとめてみようと思いました。
目次
親切は本当に人を幸せにするのか?
過去に「親切と幸福」についた研究はたくさんされています。
人は、人間関係の状態により、幸福感だけでなく、健康まで改善する事が分かっています。
例えば、人間関係が良好な方が長生きしたり、認知症を発症しにくいと言ったデータがあるくらい、人との関係性は自身の人生を左右する大きな問題になります。
その人間関係を良好に保つ為には、「親切にする」という行動は、切っても切り離せません!
実際には、
- 小さな親切でストレスに強くなる!
- 後輩指導で幸せを感じれる!
- 親切にすると血圧まで下がる!
- 親切にする誠実な人の方が好感度が高い!
など、良い効果を認められている事は多いです。
ですが、ここでパパやママ達は疑問に思いませんか?
子育ては、自分以外の他者への親切に近い環境なのに、なぜこんなにもストレスを感じるのだろうか?と・・・
子供に対して、他者への親切が当てはまるのかは置いておいて、
実は、ここに重要なポイントが含まれているんです。
小さな親切の効果は、意外と・・・
過去の 「親切の効果」についての研究をまとめて、オックスフォード大学が再調査した研究があります。(1)
下記にまとめるちょっとした親切な行動を、「最低でも1日に5回行えば、幸福感が変わるのか?」を調べています。
- 家族のために好きなものを買う
- 同僚を褒める
- 誰かのためにドアを開けておく
- ゴミを拾う
といった、とても「小さな親切」です。
では、結果はどうだったかを言うと、
・「親切」にする効果は、0.38ポイントだった
あれ?微妙な効果判定です。
数字が大きく無いので、あまり効果がないと捉えるのか?
マイナスの数値では無いから、メリットがあると捉えるのかは、皆さんの価値観に委ねられそうな結果ですね。
つまり、「親切」は大きな効果では無いが、メリットがあると言えますね。
ここが、他者への親切から感じる矛盾になります。
「親切」は確かにメリットがある。しかし、その「親切」によって自分の何らかの時間を奪われてしまうデメリットが大きいと感じることにより、相殺されてしまうからです。
研究をまとめてくれた先生方も
他者を助ける「親切」の効果は、比較的控えめです。家族や友人、同僚や仲間を助ける事は必ず幸福を感じれる。それは、完全な他人「親切」にした時も同様の幸福を感じられる。
他人に「親切」にしても人生が変わるほどでは無いが、社会的な出会い、協力関係を得るなど、人生が良い方向に進むきっかけになる事が示唆された。
と、まとめています。(和訳おかしければすみません。)
「小さな親切」を通して、人間関係の構築を図離、他者と過ごす充実感を感じる事ができれば、子供たちは幸せの一歩を踏み出す事ができると言えます。
「人の役に立つ」「人のためになる」と言う社会的欲求は、誰しも持っているもです。大きな能力で貢献できなくても「小さな親切」で貢献できる、そんな事を子供に身につけてもらいたいと思っています!
まとめ:「小さな親切」を親が実践しよう!
「子供に幸せになって欲しい!」と願うならばこそ、パパやママ自身が幸せを感じる必要があります。そして、幸せになった結果を目標にしてしまうとゴールが見えずに達成感を感じる事がありません。
なので、幸せにつながる「親切」な行動を5つ決めましょう!
そして、その5つを毎日実践する姿を子供に見せて、真似するのを促す事が、将来の子供の幸せを作ってくれるはずです!
ぜひ、試して頂ければと思います。
もし、同じ様な悩みを抱える方に、この中のたった一つでもいいので、小さな習慣を変える事につながれば幸いです。
自分自身が育児と仕事の両立ができなくなりそうで、試して良かったことをまとめて作ったブログです。
この記事を読んで頂いたパパが、育児と仕事を楽しんでできる。
そんな心の余裕を作りたいと思っています。
最後まで読んでい頂いてありがとうございました。
また、次回の記事でお会いできればと思います。