海遊びは性格を外交的に変える発育効果がある
おつかれさまです。
作業療法士として働きながら、双子育児に奮闘している双子パパのohyamakです。
皆さま、海の季節ですね。
我が家は海が大好きです。私の実家の前が海なのに、わざわざ遠く日本海の方まで海水浴に行きます。
さて、今回は海と発育の話をしようと思います。
よく、五感を刺激されるや、危険認識が高まるなどの話はよく書かれているので、今回は、性格についての話を中心にします。
海好きか、山好きで性格がわかる
バージニア大学の研究で、学生に性格テストを受けてもらった後に「旅行に行くならどちら?」と問いかけて、海と山の写真を6枚ずつ見せました。
その結果、
- 海を選んだ人は外交的
- 山を選んだ人は内向的
という結果が出ました。
海のような開放的な空間を選ぶ人は外交的なようです。イメージ通りですよね。
反対に内向的な人は、山など緑の多い地域に住む方が多いようです。
内向的か外交的かは元々の性質もあるかと思いますが、クレアモント・マッケナ大学の組織心理学者ロナルド・E・リッジオ教授によると、
ほとんどの人は、外交的でも内向的でもなく真ん中にあるようです。
また、以前の記事でも性格は遺伝だけでなく、友人環境などによって変わる事が出来ることを書きました。
なので、子供を外交的な性格にしたいのであれば、
- 海など開放感のある場所でたくさん思い出を作る
- 子供自身が海を好きになる
結果として、外交的な性格になる可能性が高まります。
ただ注意が必要です。
上の研究において、内向的な性格の人が開放的な環境の街で暮らす事で、
明確に自尊心のレベルが低下するこ事も、分かっています。
無理に苦手な環境に連れていく事はあんまり良くないので気をつけて下さいね。
まとめ
この夏の楽しい思い出づくりに海に行かれる方は、ぜひ子供の性格に少し影響がある事を意識してみてはいかがでしょうか?
ただ、内向的な事がよく無いわけでは無いです。内向性や外向性とコミュニケーションは別問題です。友達の多さより質が大事とも言われますので、子供にあった環境を選んであげる事が大切ですね。
いつも最後まで読んでいただいてありがとうございます。今日の記事も皆様の悩みを解決する手助けになればと思います。