双子パパが教える、親の育て方が子供の性格に与える影響について
育児中のママやパパへ
子供の育て方で性格が変わったらどうしょうと悩むことはありませんか?
もしくは、子供の性格が自分の育て方だと悩んだ事はありませんか?
私もそんな不安が強くありました。
そう思っている皆さんに、 結論、子供の性格に影響を与えるのは、
- 50%:遺伝(生まれた時に決まっている)
- 50%:外部環境によって決まります。
(外部環境とは友人交流などの関係です。)
つまり、子供の性格を決めるのは遺伝と友達関係という事が研究で明らかにされました。
それはそれで、寂しくない・・・と少し思ってしまいました。
では、親の育て方が子供に与える影響はどれくらいかと言うと、0〜11%だそうです。
こんなに低いのかとびっくりしますよね。
ただし、注意点です。
虐待など通常では考えられない環境を親によって強いられた子供の場合は、その子供の人格に大きく影響を与えます。
こういったケースは親の影響が強く反映されてしまいます。
なんで、今回はこんな話をしたかと言うと、
子供の育児を「正しくしないといけない」や「やってしまった」と自分自身を追い込みがちなママやパパに、
性格に影響しないみたいだし、
あんまり気にしなくてもいいんじゃないかな。
と思ってもらえるように、少しでもストレスが少ない育児の日々を過ごしてもらえるようにと思って、このテーマにしました。
研究背景
この研究は一卵性双生児を対象にした研究です。
一卵性双生児がなんらかの家庭の事情により、生まれたばかりから離れ離れになって育ち、性格の違いが現れたかというのを調べた研究です。
一卵性双生児は遺伝子がほぼ同じはずです。なので性別は必ず同じですよね。
同じ遺伝子を持ちながら、家庭環境によって大きく性格が変われば、親の育て方や家庭環境の影響が大きいと言えます。逆に家庭環境によって変わらなければ、遺伝の影響が大きい(=親の育て方の影響は少ない)と言えます。
この研究で用いられた性格というのはビックファイブテスト(主要5因子性格検査)というものを用いられています。
結果のまとめ
*合計して100を超えるのは、家庭環境と友人の線引きが不明確になっている可能性があります。
これらの結果かから分かるのが、冒頭で記載した詳しい内容になります。
つまり、子供の性格を決めるのは遺伝と友達関係という事です。
親がしてあげれる事は何か?
親は育て方に深く悩む必要は無いという事です。親が関わる時間よりも、
その子にとって、いい友達に囲まれる事が大切になってきます。
公園で遊ばせたり、習い事をさせたりとたくさんの友達を触れ会う機会を提供し、その中から、子供たちが良いと思う友人関係を築く支援をしてあげる事が大切です。
とはいえ、ママやパパ自身がネガティブで、これが遺伝したらと思い悩むかもしれません。
そこで大切なのはママやパパ自身が自分の性格を正しく認識する事です。
ネガティブ思考は成功の秘訣、強みになります。
ネガティブ思考な人ほど、物事を慎重に計画的に遂行できる傾向が強いので、大きな損害を出しにくいなどメリットも多いです。
何か新しく発明するような有名な方も、ネガティブに物事を考え続けた結果、人の気付かない新たな可能性を発見したと言われています。
ママやパパ自身が、自分の性格を肯定的に捉える事から始めてみてください。
以前の記事にも少し書いていますので、参考にしてみてください。
子供を否定的に怒らない事
心理的コントロールといい、「人前で恥をかかせる」や「罪悪感」といったネガティブな感情でコントロールをする事をつねに用いてコントロールする事は良くありません。
イライラして、時々当たってしまうなど、そういった事は問題にはなりませんので安心してください。
こういった怒られ方しかしなかった子供は、性格の構築に重要な友人関係の取り方がわからなくなってしまう可能性があります。
正しい事を教えるように、
考えるように怒るようにしましょう。
まとめ
子供の性格は遺伝と友人関係で決まります。親は、良い友人関係が構築できるように、いろんな機会を作り出す事が大切です。また、ママやパパ自身が自分の性格を否定していては、自分をコントロールするよう教える事はできません。まずは、ママやパパ自身が自分の性格を肯定的に捉えるように物事を考えてみましょう。
こうやったら失敗するんじゃ無いか?
→失敗するリスクに気付く事が出来ている。
失敗する要因が明確になれば、それを改善して成功に導ける。
小さい事かもしれませんが、私自身もこういう読み替えを意識して日々過ごしています。おかげで、誰もネガティブ思考と信じてくれませんが・・・
いつも読んでい頂き、ありがとうございます。育児中のママやパパのストレス解消の助けになれば幸いです。
ちなみに、ストレス解消のおすすめ本を載せておきますね。