パパの助けになる子育て教室

『子育てを仕事のように楽しもう!』をモットーに、『今しかできな子育て』を忙しいパパ達が楽しめる方法を紹介します

ダメ絶対!子供にしてはいけないこと

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育児に奮闘する皆さま

今日もお疲れ様です。

作業療法士として働きながら、双子育児に奮闘している双子パパのohyamakです。

 

前回、「大人になって幸せになれる7つの体験 - パパの助けになる子育て教室」では、ポジティブな影響についてまとめました。

しかし、研究としては、ネガティブな影響を与えるものの方が正確にわかっており、子供さんの人生を大きく左右する問題となります。

 

結論として、子供時代の10の逆境体験(ネガティブな体験)が生活習慣の乱れ、不健康、メンタルの低下、依存症などに大きな影響を与える事が分かっています。

 

本日は、子育てで絶対に避けたい、逆境体験についてまとめていきます。

 

いつもオススメの人を書いていますが、この記事は全ての人に読んでもらえると嬉しいです。

 

 

10の逆境体験

18歳より前に以下の体験をした子供を調査しました。

  1. 身体的虐待(殴られたりケガをさせられたりなど)
  2. 精神的虐待(親から罵倒、恥をかかせられたなど)
  3. 性的虐待(体を性的に触られたなど)
  4. 身体的ネグレクト(食事を与えられない、医者に連れて行ってもらえないなど)
  5. 感情的ネグレクト(話しかけても無視されたりなど)
  6. 両親の精神疾患
  7. 親戚の逮捕
  8. 母親の暴力的な育児(体罰など)
  9. 両親の薬物依存(アルコール依存など)
  10. 両親の離婚

 

10の体験により、増える行動や健康被害

虐待などによって出来た心の傷が、子供が大人になってからも苦しめることにつながるのがわかっています。

では、どの程度までならいいの?

と思われた方もいるかもしれませんし、自分は叩かれて育ったという経験もあるかもしれません。私も親や部活の顧問に叩かれた事があります。もちろんその原因は自分にあったかもしれませんが、それでもダメ!という事です。

 

子供を叩くとどうなるか?

テキサス大学ミシガン大学の調査で、過去の「子供を叩くとどうなるか?」というデータを50年分くらいまとめた研究があります。

ここでは、

悪いことをした子供にビンタでしかり続けるとどんな影響が出るのか?

ということを調べました。

 

結果

ビンタは子供を攻撃的な性格に変え、反社会的な行動を増やす!

ビンタは子供にとっては身体的虐待と変わらない影響を持ち、メンタルヘルスを悪化させる!

ビンタにはポジティブな影響は全くなし!

という結果になっています。

 

つまり、ビンタには上であげた10の体験の内、4〜5つを含んでしまうことになるため、絶対にしてはいけないと言えます。

こんなデータがありますが、世界ではおおよそ80%の親が日像的にビンタを使用している様なので、大変な状態です。

 

まとめ

子供にイライラする事があっても手を上げてはダメという事です。その1つの行動が、その子供の将来を大きく左右することにつながります。

以前、「双子パパが教える、親の育て方が子供の性格に与える影響について - パパの助けになる子育て教室」で書いたように、子供へのポジティブな影響は驚くほど低く、心が痛い結果ですが、ネガティブな影響は恐ろしく強いです。

私が育児ブログを始めたきっかけも、育児・仕事のバランスが取れずに「このままでは虐待してしまうかも・・・」と自分自身が怖くなって心理学の勉強を始め、記事を書く様になりました。

その結果、自分のメンタルはコントロールできること、知識が増えたことによって感情に流されずに考えれる様になった事が大きな成果でした。それでもイライラすることはありますけど・・・

 

もし、同じ様な悩みを抱える方に、この中のたった一つでもいいので、小さな習慣を変える事につながれば幸いです。

 

自分自身が育児と仕事の両立ができなくなりそうで、試して良かったことをまとめて作ったブログです。パパが育児と仕事を楽しんでできる。そんな心の余裕を作りたいと思っています。

最後まで読んでい頂いてありがとうございました。

私が育児で参考にした書籍など、前回と同じですが、紹介しておきます。