他人に気にかけて貰うだけで、幸福度がアップする?
『小さな親切をすると幸福度がアップする!』とか『自撮りすると自信がついて、幸福度が高まる』という、自分で意識して行う『幸福度アップシリーズ』をまとめていましたが、
何と!!
『他者に気にかけて貰う』だけで幸福度が高まるらしい!
人は、人間関係の中で幸福感を感じますので、両方向に幸福感を感じるのは当たり前といえば、当たり前ですが、
「今日はこんな風に気にしてもらったな」と思うだけで、自分が幸せになれるなら、
意識してやってみても悪く無いですよね。
という背景を少しまとめてみようと思います。
目次
幸福は、気にかけてもらえた感で左右される!
男女212人に、自分が「他人から気にかけて貰えた」と思った瞬間と、幸福度の変化を記録して貰った研究があります。(1)
気にかけて貰ったというのは、以下の様な小さな事で大丈夫です。
・体調を気にして貰えた
・少し褒められた
・ありがとうとお礼を言われた
これらを4週間の間、1日に6回程度記録した結果は、
・日常で『気にかけて貰えた』という出来事が増える事に、人生の楽観的な態度と
目的意識が増えた!
・『気にかけて貰えた』と記録を行なった人は、それだけで日常の幸福度がアップした。
結果としては、日常の生活の中で『気にかけて貰えてる』ということに意識を向けるだけで幸福度がアップすると分かりました。
研究者たちは、『well-being』になれると述べています。
「ウェルビーイング」(well-being)とは、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念で、「幸福」と翻訳されることも多い言葉です。
世界保健機関(WHO)では、「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態(well-being)にあること(日本WHO協会:訳)」と用いられています。
自分の今の状態がどうであれ、 他人に気にかけて貰う事で、
「こんな自分でも必要とされてるのだな(愛されているのだな)」と感じ、満更悪いものでは無いと『セルフコンパッション』が高まるのでしょうね。
じゃあ、自分の子供も周りから気にかけて貰えて、幸福度を感じながら生きていって欲しいと願いますよね!
そのためには、どうすればいいのでしょうか?
気にかけてもらうために必要なの事
「私をみて!」とアピールしたところで、目を背けられてしまいますよね・・・
よくドラマなどで描かれる、脇役のパターンです。
効率的に他者に気にかけて貰うには、
『誠実性』と『親切』をこちらがする事が大切です!
こちらから他者への関心や、相手を気遣う行為をすれば、相手は心理的にこちらを好印象に捉えてくれます。
もちろん相手次第の部分があるので、見極めも大切と思いますが、
『親切』にされて嫌な人は少ないので大丈夫と思います。
それでも上手くいかないという方は、『共感力』を高めると解決するかも知れません。
子供にとって一番簡単なのは、近所の方へ、
『元気よく挨拶する』
事では無いでしょうか?
それだけで、近所の方は子供を気にかけてくれるようになります!
我が家の周りは、お年寄りも多く子供が少ない事もあり、本当によくして貰っています。
奥さんが『挨拶』とか意識して子供と一緒にしてくれているので、子供自身も自らするようになっています!
思春期の男の子なんかは、だんだん『挨拶』や近所付き合いなど減るでしょうし、親が気付きにくい場面も出てくると思いますが、そんな時に周囲の方が見ててくれるだろうなと安心できる感じもあります。
この『挨拶』をするといった『誠実さ』は、学力の向上、業績の向上に直結する能力である事がわかっています。
『なぜか周りに助けられる人』といった特徴を身につける事ができます!
ぜひ、子供には、『挨拶』からいかがでしょうか?
まとめ:誠実に親切にする事で気にかけて貰えば、幸福感は倍増する!
人の幸福は、人間関係から得られる部分が非常に大きなウエイトを占めています。しかし、他人の行動というのはコントロールが難しいものです。
しかし、自分の行動を変えれば、それに合わせるように他人の行動は少しずつ変化していくものです。
子育てでも仕事でも、自分以外のことで、物事が上手くいかない事はよくあると思います!
そういう時こそ、自分の行動に目を向けてみましょう!
自分の行動を変えれば、相手は少しずつ変化します。変化しない人もいるでしょうが、それもその人の性質と気づけると思います。
まずは、『誠実』に『親切』にと、相手のために時間を使ってみることから始めてみてはいかがでしょうか?
もし、同じ様な悩みを抱える方に、この中のたった一つでもいいので、小さな習慣を変える事につながれば幸いです。
自分自身が育児と仕事の両立ができなくなりそうで、試して良かったことをまとめて作ったブログです。
この記事を読んで頂いたパパが、育児と仕事を楽しんでできる。
そんな心の余裕を作りたいと思っています。
最後まで読んでい頂いてありがとうございました。
また、次回の記事でお会いできればと思います。