子供が、やめる習慣を身につけるには?
皆さんは、「これやめてみよう!」と思い切った行動はできるでしょうか?
好奇心を持って新しいことにチャレンジする事も難しいですが、
『何かをやめてみる』というのも難しいですよね。
何で『やめてみる』に注目したかというと、
子育てのルールで迷ってしまったからです・・・
『人生で成功する人の家庭ほどルールが少ない』と言われるように、あまりルールを作らない方が良くて、1つのルールの応用として話すのが良いと言われています。
しかし、子供の成長につれて、子供自身のしたいことも変わるし、問題も変わるので、ルールまでいかなくても、『やることリスト』的なものが増えていくような感じがしました。
すると、子供は新しく言われた事はできるけど、前言った事はできないとか、やってる途中で別の作業に移ってしまうなど、なかなか上手く遂行できず、
最後には、「ちゃんとやりなさい」と怒ってしまう。
そんな場面が良くあるなと反省するわけです。
この場面で、「なんか仕事に似ている」と感じてしまいました。
仕事でも新しい事(業務手順)が始まればルールは増えていきます!
特にこの感染予防の時代は、どんどん方法が変わっていき、感染対策に対するルールは増える一方です。
しかし、情報が増えることにより、各自の把握していることに少しずつ差が生まれると、全体としては、ルールが煩雑になってしまい、結局問題が起ってしまいます。
つまり、判断に困るほど情報に溢れて、脳は正常に意志決定できていないという現象が起こります。
何故、決定できないのかというと、
意思決定とは、その瞬間の環境に強く影響を置かれてしまうからです。
例えば、ダイエット中で甘いものを我慢していたとします。
しかし、ちょうどお腹の減っているタイミングでコンビニに行けば、レジ近くの甘い物に手を出しやすくなってしまいます。
こんな感じで、状況と環境に大きく左右されるのが。「意志決定」になります。
過去に『双子パパが教える!子育てでのウィルパワー活用術! 』という記事でまとめていますので、良ければどうぞ。
このように、 何かをしようと思うと、
ルールが増えていき、だんだん煩雑になります。
判断に時間がとられ、行動までに時間を要してしまいます。優柔不断な感じでしょうか・・・
結局、怒られてしまう・・・
というような結果につながってしまいます。
子育てで、『決めたことを守らない』ということで、子供に対してイライラしやすい事も多いですが、もしかしたら過去のルールを意識してしまって行動できていない可能性があるので注意してください!
やめるリストがあればいい!
対策は、簡単です。
やることを増やす場合は、必ずやめることを作る事です!
特に『習慣化するには、1つずつ、週に4回は行う必要がある』という風に言われます!
大人でもこれくらいしないと覚える事が難しいので、一度にたくさん試すのは、本当に難しい問題です。
さらに、習慣化には平均して60日程度の日数の継続が必要と言われています。
大人でも子供でも同じですが、
しなくてもいい事をやめれる習慣がつけば、思考は簡素化されていき、迷いなく行動できるようになります。
この習慣やスキルを、子供が小さいうちから経験していく事が大切です!
これ、実は幸せシリーズの続きでもあります。
やらなくていい事ができると、
やりたい事が出来る時間が増えます
つまり、『自己コントロール感』が増えるという事です!
そうする事で、幸せな日常につながります!
*注意点*
食べすぎとかの悪い習慣をやめるという設定は、かえってリバウンドしてしまうので、工夫が必要です。
これは、厳密に言うと
『やらないという事をやる目標を立てる』
という事です。
効率的にやらないことを身につける方法
大人が取り組む方法としては、
1、楽しいと思うこと、やりたい事をやめてみる
2、毎日する事をやめてみる
3、時間とお金がかかる事をやめてみる
楽しいと思っていること、自分がやりたいと決めていることを取り上げたのは、これにどれだけの時間や思考が奪われているのか知るために必要な工程です。
これは、実際にやめてみてもいいですし、頭で描いても大丈夫です。
これをやめることで生まれる時間で、他に何ができるのか?
ということを想像する事ができます。
そうすれば、毎日の習慣やお金をかけていることをやめることによるハードルが下がります。
そういう意味では、家事に関する時間を減らすのは、子育て世代にとっては大きな時間の節約に繋がりますよね。
子供にいきなり、やめることリストを作るのは、難しいと思います!
やめたと決めていたことをやってしまう事があるからです。
新しくやって欲しい事に影響しそうなものを、同時にやめるように設定するのがいいと思います。
これを覚えさせるというより、
・書いているものを読んでもらう
・〇〇の代わりに□□をして欲しいな
といった方法に変えてみるのがいいと思います。
子供さんの性格によってもだいぶ違いが出ると思います。
我が家のミックスツインズも男女でかなり違うので、迷います。
まとめ:やめる習慣を一緒に体験してみよう!
やって欲しい事が増えてしまうと、子供は混乱します。
これは、パパやママの職場や家庭での出来事と同じようにルールが増えると、意思決定ができなくなってくるからです。基本的には、ルールは少なくシンプルにしていくのが望ましいです。また、覚えておくより、その行動の場所に書き出して置いてあげる事が、意識を向ける手段になります!
何より、子供の想像力を育むためにも『やる必要性の低いもの』は省いてあげる必要があります。
一度、子供さんにいろいろ伝えたルール的なものを振り返ってみるといいと思います。
意外とパパやママの方が忘れているものに囚われている可能性があるのでは無いでしょうか?
もし、同じ様な悩みを抱える方に、この中のたった一つでもいいので、小さな習慣を変える事につながれば幸いです。
自分自身が育児と仕事の両立ができなくなりそうで、試して良かったことをまとめて作ったブログです。
この記事を読んで頂いたパパが、育児と仕事を楽しんでできる。
そんな心の余裕を作りたいと思っています。
最後まで読んでい頂いてありがとうございました。
また、次回の記事でお会いできればと思います。