パパの助けになる子育て教室

パパの視点で書く、子育てに奮闘するパパを応援したいブログです。育児はそれだけでは上手くいきません。仕事や対人関係、遊び、介護など様々なライフワークのバランスの中で向き合えるようになるものです。そういったバランスをとる為の知識や経験を伝えて、少しでも働くパパの為になる情報を発信していきます。

双子育児経験者が伝える、育児にパパが関わる効果

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 皆さん、パパが育児に参加する方がいいことは何となくご存知ですよね。実は海外の研究でも明らかにされています。もしかしたら「お父さん効果(The Father Effect)」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。 

  この研究のすごいところは30年の時間をかけて17,000名の子供を追跡調査しました。その結果、パパとよく交流した子供ほど、学力、人間力、高いチャレンジ精神が伺え、成人後も幸せになる傾向が分かった研究です。これはイギリスのオックスフォード大学の研究です。

 その他にも、成長期にパパとよく過ごした子供は、そうでなかった子に比べてIQが高くなったやパパとの読書や旅行経験が多いほど、社会的地位が高くなる傾向があることも分かっています。

 

 今回は、あくまでパパが前向きに育児に関わる効果を書いています。昨今の虐待などパパが子供に厳しすぎたり、理不尽であるという状況は、返ってパパが育児参加することが悪影響を及ぼすことは明確です。そういった環境から脱するためや予期せぬことで、シングルマザー、シングルファーザーの家庭もあるかと思います。そういった家庭を否定する訳ではない事を、ご理解ください。知人にシングルファーザーで双子を育てている方も知っています。その方のお子さんの自立心は高く、物事をしっかり考えて発言できる事も知っています。あくまで、ママ・パパそれぞれに役割がある事を伝えたいという事、育児は複数人で関わるようにした方が良い事をお伝えします。

 

 

パパと過ごす効果

心の安定が保たれる

 上記に書いたイギリスオックスフォード大学の研究結果において、成長期にパパとよく交流した効果として以下が報告されています。

  • 人間関係が良好
  • 非行に走らず、学業成績が優秀
  • チャレンジ精神が強く、達成意欲が高い
  • 自身の能力が発揮出来る職業に就く
  • 結婚して幸せな家庭を築く

 このように、子供自身の生活の基盤、自己実現に向けた「マズローの欲求5段階説」における、低次の欲求を満たすことのできる効果が報告されています。

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 パパが育児に参加するということは、パパが子供の行動を知り、肯定的に子供に関わると言えます。パパからの承認欲求を満たす機会が多くなることから、子供は安心感を得て、自己実現に向けてチャレンジしていくと考えられています。

価値観が広がる

 育児をパパやママの複数人をすることで、違った感性を感じ、違った意見を聞くことになります。自分以外の人は自分とは違うのではないか?自分のそんな風に考えてみた変わるのではないかと他者とのつながりから、いろんな価値観を学んでいく第一歩になります。そういう意味では、おじいちゃん・おばあちゃんと同居している家庭は、更に機会が増えるとも考えられます。

 また、パパの大きな役割として、働いて家庭を守る」という力強さをパパの背中から学びます。子供が将来自立するためには、どんな仕事であれ、働くということが必要です。子供が働くということに興味を持ったり、どんな仕事に就きたいのかを思い描く対象になります。

言葉の能力が高くなる

 以前、絵本の読み聞かせが有効であるという記事を書きました。絵本は子供の語彙力を高める効果があると言われています。

ohyamak.hatenablog.com

 お父さん効果の検証において、パパの絵本の読み聞かせはママの読み聞かせの3倍の効果があると言われています。これは、ママによる読み聞かせに慣れた子供が、いつものママと違う、パパの声や語り口調を聞く事は新鮮です。それが、子供の好奇心を刺激して集中力を高め想像力をかきたてる効果が高いと考えられています。ママだけでなくパパが絵本を読む事で、子供の語彙力の発達が促進されるようになります。

 ですので、忙しいパパも無理に毎日読む必要はありません。上記の理論で言うと、休みの日の週に1回だけ読んであげる方が効果が高いとも言えますね。

学力の向上

 心の安定が図れ、言葉の能力が高まり、いろんな価値観に触れ、承認欲求が満たされると自己実現に向けて子供は自ら人生を歩み始めます。勉強する事が大切なのではなくて、自らの目標達成に向けた手段として勉強に取り組み事ができます。そうする事で、やらされている勉強ではなく、学びたい勉強に変わると言われています。

 私自身、義務教育・高校の時の勉強は嫌いでした。自分から前向きに勉強したのは好きな歴史学くらいです。しかし、専門学校に行き、人の心の捉え方を学ぶ「心理学」や人の体の動きを学ぶ「運動学」や「解剖学」を学んだ時に、「こうなっているんだ」と興味を持つ事ができました。こういった知識を活かして働く目標ができた時に、前向きに勉強に取り組む経験ができました。

 そういった面では、パパの育児参加の効果が大きいと言えます。ただ、学力は経済力との相関が大きいとも言われていますので、しっかり働いて稼ぐ事も学力向上には大切な要因であると言えます。

 

まとめ

  長々と書いてしまい、すみません。学術的にパパの育児効果を書きましたが、単純に子供と遊んで笑顔を見ていると、こっちも元気を貰えますよね。仕事で疲れて帰ってきても少しの時間子供と一緒に過ごす事ができれば、子供自身も「忙しい仕事の中、時間を作って一緒に遊んでくれた」ときっと覚えててくれます。また、そんなパパを見て自分の将来働くイメージを形成していくのです。毎日は難しくても休みの時に楽しく育児に関わっていくようにできればいいと思います。