双子パパが教える、双子の子育て術
おつかれさまです。
作業療法士として働きながら、双子育児に奮闘している双子パパのohyamakです。
今回は双子の子育てについて、お話していきます。
実は、じっくり双子子育てについて書いていませんでした。
ママもパパも双子の子育てで悩んでいる方の少しでも心を軽くできればいいなと思っています。
三つ子以上の子育て中のママやパパはもっと大変だと思います。きっと、僕なんかでは想像もできない状態だと思います。心温かに記事を読んでもらえると助かります。
育児書を参考にしてはいけません
世にはたくさんの育児書や情報が溢れていますが、そんなの参考にしてはいけません。
そもそも、双子は2人同時に対応しないといけません。
育児書に書かれているように、1人の子供にじっくり関わりながら余裕を持って対応できるわけがありません。
もちろん1人が楽と言っているわけではありません。
要は、育児に対して1人に集中できる時間が全然違うという事です。
仕事でも言われる事ですが、脳は1つの事を処理する事で精一杯です。
マルチタスク(複数を同時に処理する)より、ToDoリストなど優先順位をつけてシングルタスクにする方が効率が良いと言われています。
これは、育児でも同じなんです。
1人の子供に集中できず、2人同時に様子を伺うという事では、双子を育てるママやパパにかかる負担は倍になるのは想像できますよね。
なぜ、育児書を参考にしてはいけないか?というと、
「こうしなければいけない。」という義務感にかられてしまうからです。
それを意識すればするほど、マルチタスクに苦しんで、ストレスが急増してしまいます。
あまり、育児に理想を求めず子供との時間を楽しむ事が大切です。
理想が高いと実現できない時のストレスが急増します。
双子ならではの可愛さを楽しもう
子供との時間を楽しむ事が大切との根拠は過去にも記事をあげていますので、時間が許せば読んでいただけると幸いです。
簡単に、
- 子供の性格は、遺伝と友人交流が多くの割合を占めて、親の影響は少ない
- パパとの楽しい時間が多い子供は将来メンタルが安定する
- ママとの関係が良好であれば、将来の年収が増える
- パパの家事分担が、娘の将来のパートナーを安全に選ぶ指標になる
といった、楽しい家庭環境である事が、子供の将来を支える事が分かっています。
リンクたくさんですみません。
いろんな育児法を試す事でストレスが高まり、そのイライラを子供にぶつけてしまうくらいであれば、「何とかなる」という気持ちで、子供と楽しく遊ぶ時間を作る法が効果的である事が分かります。
双子ならではの楽しさ
本物の双子コーデができます。我が家はミックスツインズなので、色違いの服や同じようなテイストの服を選んで買う事で、1人より可愛さ倍増です。
ちょっとした写真も一気にインスタ映えしませんか?
(そうでも無いかもしれませんが・・・)
最初から2人遊びを覚えます。もちろん、おもちゃの取り合いもありますが、2人だけで買い物ごっこをしたり、よく分からない遊びをしたり(笑)と公園デビューの前に兄弟でそのトレーニングができます。
おもちゃを譲る事、2人で協力する事を子供同士で自然に学んでいきます。
双子用ベビーカーを押していると本当に目立ちます。目立つのは嫌かもしれませんが、多くの人が気にかけてくれるというメリットが多いです。そして、以外と双子を育てた人、自分が双子、同じように双子育児中の人が多いんです。これは、びっくりしました。
厚生労働省の調査によると年間で約2万人ほどの双子が産まれており、子供の出生数は減っていますが、双子の割合は増えているのが現状です。
双子用ベビーカーを押せるのも双子ならではの特権ですよね。
便利道具は揃えた方がいい
育児に参加するパパが増えてきています。それは、
- おじいちゃん・おばあちゃんの支援が得られにくい
- 近所付き合いの減少
- ママも働いている など
状況はいろいろあるかもしれませんが、子育てに関わる人と時間が減少して、パパは働いておけばいいという時代が終わったからです。
1人の子供だけでも、パパの参加が必須なのに、双子はどうなるんでしょう?
正直、パパが手伝うだけでは全然足りません。
人力で無理をすれば、ママもパパも産後のうつに苛まれます。
シカゴのノースウェスタン大学の研究によると、パパの10人に1人が「産後うつ」を経験している事が分かっています。
ただ、育児に関わる人を増やすだけでは、負担の分散ではなく、「産後のうつ」に襲われる人を増やしてしまうだけであると示唆されます。
なので、ママもパパもお互いが楽になる道具や環境を取り入れる事が大切です。
- 哺乳瓶の数
- 電気ポット
- 双子用授乳まくら
- ネムリラ
- ベビーカー
- エルゴ など
お金がかかったとしても楽になるものを揃えました。ありがたい事に、自分たちの両親が支援してくれたので、本当に感謝です。
こちらも、過去の記事でおすすめアイテムを紹介していますので、参考にしてみてください。
我が家は本当に環境に助けられました。
奥さんの両親が近くにいた事、そして私の職場が育児に寛容であったこと。休みを取れば周りのスタッフが本当にフォローしてくれました。
また、箕面には「みのママ」という、双子を育てたママが代表をされている子育て支援の地域活動がありました。
ママを支えるといった活動に、夫婦で参加させてもらって、私自身も助けられました。
もし、北摂にお住いの方がいましたら、ぜひ利用してみてください。
皆さん、温かい方で本当に素敵な活動をされています。
まとめ
双子を育てる事は大変な事も多いと思いますが、その分2人同時だからこそ楽しめる事がたくさんあります。よく、年子の方が大変だからと言われる事がありますが、ママやパパにとって子育ては初めてである方が大変なんですよね。だって、経験から予測する事が出来ないから。
そういう意味では、双子は未熟児である事や、2人同時という意味で、経験した人がより少なくなり、経験からのアドバイスがもらえにくいと言えます。
育児に困ってからでは、本当に行動できなくなります。
子供が産まれて幸せな気持ちが満載な時から、地域の多胎サークルなどに顔を出すようにしてみてください。
いつも最後まで読んでいただいてありがとうございます。今日の記事も皆様の悩みを解決する手助けになればと思います。