子供には、マインドフルになれる事を身につけておく事が大切!
「何か打ち込むものがあれば、辛い事を乗り越える事ができる」といった言葉を聞いた事がないでしょうか?
または、ドラマや映画などで辛い事があった登場人物は、バッティングセンターやカラオケ、食事などなど内容は様々ですが、ひたすら一つのことに打ち込む場面が描かれていませんか?
ストレス解消として何かに1つにひたすら打ち込む場面というのは、みんながイメージしやすい方法の一つですよね!
これは、単に「好きな事をしているから」、「怒りを何かにぶつけているから」、「ストレスから気を逸らせているから」という訳ではないんです。
ストレスというネガティブな感情が引き起こす特性を回避するための大切なテクニックなんです。
「マインドフルネス瞑想」という言葉を聞いた事があるでしょうか?
マインドフルネスとは、「今この瞬間に集中する事」と言われています。
瞑想中であれば、姿勢や呼吸のタイミングなどだけに集中して時間を過ごす事が重要になります。
この常に今行っている自分の行動を意識し続ける状態を保つ事が重要です。
なぜ、この「マインドフルネス」という話をしたいのかと言うと、
子供が将来、辛い時や、困った時に、気分転換の方法を間違えれば、メンタルを病んでしまう可能性が高いからです。
単なる気持ちの切り替えは、「嫌なことから逃げた」「自分に向き合えない」と言う「セルフコンパッションを大きく低下させる」ことに繋がってしまうからです。
別のことをしている時にも、どこか嫌な事を考え続けていれば、上記に書いたカラオケや食事に意味がなくなってしまいます。
今この瞬間だけに全て意識が向く様なスポーツや、習い事の経験があると言う子供は、将来、辛い事があっても「マインドフル」になれる時間が作れ、挫折に挫けず、前を向ける、そんなテクニックの一つになると思います。
そう言う意味でも、習い事に打ち込んだ経験はとても重要な要素だと思います。
ネガティブはループする
ネガティブな感情は、「拡散思考」という特性を持っています。一度ネガティブな思考が頭をよぎると、どんどん溢れ出してきます。
例えば、「子供を怒りすぎた!」と思う場面で、「失敗した」と感じれば、「あの時もそうだった・・・」とか「学生時代にも・・・」とか今の場面と全然関係のない事まで思い出して、頭を埋め尽くされる事はないでしょうか?
これが、拡散思考の特徴です。
ネガティブ思考の厄介な部分は、記憶の保持と想起を有効に働かせる特性を持っているからです。1つの失敗から「嫌な事リスト」の様なカテゴリーで過去の体験をどんどん思い出してしまいます。過去の記事で、「単なる数字の羅列にハイフンをつけてカテゴリーに分けるとキオしやすくなるチャンク化」について書いていますが、その記憶を効率化するチャンク化の現象が自動で行われてしまい、記憶に残りやすく、引き出しやす特性を持ってしまいます。
ネガティブを対処するには
・時間を決めて、意識を逸らさず、向き合う事!
・その時間までは、目一杯頭を使って考えることをする!
この2点が重要です。
いきなり、メンタルは強くならないし、本来ネガティブ思考な人が極端にポジティブ思考にもならないですよね。ですが、コントロールはできる様になります。
人は、周囲の環境によって意思決定力が大きく変動する事が分かっています。時間をおいて、環境を変えて向き合えば、「あれ?そんなに大した事がなかったのかな?」と思えることも多いと思います!
ぜひ、試していただければと・・・
詳しくは、こちらを参照下さい!
アメリカ心理学会がおすすめする8つのストレス解消
一応、おすすめのストレス解消についてまとめておきます。子供の習い事に活かせそうなこともありますし、週末の公園で遊ぶ習慣でも使えそうです!
子供たちにどうやって活用していくかを教えてあげれればと思いますね!
- エクササイズ(運動)
- 瞑想
- 読書
- 音楽
- 散歩
- 友人や家族と過ごす
- マッサージ
- お祈り
です。うまく活用していただいて、パパやママもストレス解消し、子供にも将来のストレス対策を身につけれれば、一石二鳥ですね。
まあ、子供もストレスを抱え込んでいると思いますので、週末に緑の多い公園で走り回るのが、重要なストレス解消になっていそうですね!
まとめ:マインドフルになれるものを身につけておくと将来が安心かも
ちょっと端的にまとめすぎているかも知れませんが、「マインドフル」になれる活動を経験しておくと、子供の将来のストレス対策にはピッタリかも知れません!楽器など一人で行えることもありますし、サッカーなどのスポーツでも友人との交流が持てます。まあ、本当に熱中できるなら陶芸でも絵を描くでもなんでもいいと思います!
何かに打ち込める素晴らしさが、将来を左右するかもといった話でした。
もし、同じ様な悩みを抱える方に、この中のたった一つでもいいので、小さな習慣を変える事につながれば幸いです。
自分自身が育児と仕事の両立ができなくなりそうで、試して良かったことをまとめて作ったブログです。
この記事を読んで頂いたパパが、育児と仕事を楽しんでできる。
そんな心の余裕を作りたいと思っています。
最後まで読んでい頂いてありがとうございました。
また、次回の記事でお会いできればと思います。
参考図書を紹介しておきます。