パパの助けになる子育て教室

『子育てを仕事のように楽しもう!』をモットーに、『今しかできな子育て』を忙しいパパ達が楽しめる方法を紹介します

子供の発達段階と遊び

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 子供は遊びを通して発達していきます。月齢に合わせてできるようになっていくことが増えます。

 あくまで標準的な時期ですので、個人によってだいぶ差があります。歩くのが早い子もいれば、言葉を話すのが早い子もいますよ。それぞれ個性ですので、参考程度にお考えくださいね。

 今回は、我が家の双子と同じ3歳頃まで書いていきますね。

 

時期別の発達段階とその時期の遊び

 

おおむね6ヶ月未満

 腹ばいや寝返りをして首が座ってくる時期です。周囲の物音や光に反応を示すようになってきます。また、自分の欲求を訴えるように「アーアー」や「ウーウー」とコミュニケーションを取ろうとします。

 この時期には音の出るおもちゃや動くようの物で遊ぶようになります。昔からあるガラガラなど体が触れると音が簡単に出るような物がいいと思います。

 

おおむね6ヶ月〜12ヶ月未満

 座れるところからハイハイ、立って伝いながら移動できるようになることで手を使って遊ぶことができるようになる時期です。また、移動範囲が増えるので様々な物に好奇心が出てくる時期です。座るのが安定するので、離乳食が始まるのもこれくらいの時期ですね。大人の言う簡単な言葉も分かるので、呼べば近づいてくるなど反応も得られやすくなってきます。

 この時期には、こちらの言う簡単な言葉が伝わるので、大人の真似をするような遊びができるようになってきます。ただ、音を鳴らすだけだったおもちゃも押す場所を変えたり大人の真似をして持って鳴らしてみたりします。手拍子など自分の体を使った遊びも有効です。

 

おおむね1歳頃

 歩く動作がしっかりしてくることで、両手が自由に使えるようになってくるため、両手の指を使うような、押す・つまむなどの細かな動きをするようになります。言葉の量も増えてきて、二語文(まんま たべる)といった訴えができるようになります。言葉が伝わることが実感しやすい時期なので、話そうとする欲求が高まります。反面、自分の意思が強くなってくるため、お友達とのおもちゃの取り合いなども始まってきます。

 この時期は、歩くのが状態してくるので、滑り台など全身を使った遊びに興味を示します。ただ歩くだけでなく、手を使って段を登るなどの遊びができるようになってきます。また、ブロックを車などに見立てた遊びができるようになるので、ブロックや積み木遊びも良いです。

 

おおむね2歳頃

 走る・飛ぶといった運動が可能になり、音楽に合わせて体を動かすことができるようになってきます。自分でしたい気持ちが強くなってきますので、トイレや着替えなどを親と一緒に取り組んでいく時期になります。なんでも自分でしたいと自己主張が強くなってきます。

 この時期は、大人の真似がしたくなるので、おままごとなど大人のすることを真似した遊びをします。また、歌に合わせて体を動かす遊びもいいですね。我が家は、NHKの「いないいないばぁ」や「おかあさんといっしょ」の歌に合わせて体を動かしていました。

 

おおむね3歳頃

 ボールを投げるなど、道具を適切に使うような遊びができるようになってきます。食事やトイレ・着替えが一人でできるようになってきます。「なぜ?」「どうして?」と知的好奇心が高まり質問が多くなる時期です。言葉の数も増えてきて、挨拶ができるようになってきます。

 この時期は、想像力が豊かになってきます。今までの大人のまねをしたおままごとから、お店やさんごっこのようななりきり遊びを始めます。保育園や幼稚園の先生の真似をして紙芝居を読もうとしたりする時期です。昔は3輪車と言われていましたが、最近はストライダーからいきなりコマなしの自転車をこげるようになるのもこれくらいですね。

 

まとめ

 最近はいろいろな教材や遊びを学べる習い事など増えています。道具も変わってきており、以前よりできることのバラツキが大きくなってきているとも言われています。子供たちが今夢中になっていることは、その遊びを通して何かを学ぼうとしているところだと思います。我が家も無理に違った遊びを提供せずに、じっくり付き合ってあげれるように努力しています。おかげで、奥さんは毎日川に連れ出されて大変そうですが。

 子供といっしょに楽しんで遊んで上げてください。