双子パパが教える!性格に合わせた子供の褒め方!
子供のやる気を高めるために、皆さんが活用したいと思うのは、『褒めて伸ばす』という事では無いでしょうか?
実際にどんな場面でどの様に褒めた事がありますか?
想像してみてください。
その結果はどうだったでしょうか?
その場では笑顔が出たりしても、継続するほどのやる気に繋がったかは如何でしょうか?
なかなか難しいのでは無いでしょうか?
実は性格によって、褒めかたも逆効果になることがあります。
パパであれば、仕事に置いて褒められても疑ってしまったり、ポジティブに表現されても信じれないなんて経験はないでしょうか?
これも性格特性による受け取り方や思考の違いによって起こる問題です。
同じ事が子供さんにも起こると言われています。
子供さんの性格にも多数タイプがあります。
『簡単に性格がわかるショートビックファイブテスト 』においては、5つの要素に分けて考えるのが一般的ではあります。
しかし、仕事の成果や出来栄えに関して考えた時、何かやる気を持って取り組む場面を考えたときは、ある2つの特性に分けて声をかけるだけでも効果を発揮すると言われています。
今回は、2つの性格特性に分けた褒め方についてまとめていきます。
目次
やる気に影響する2つの性格特性
仕事において、やる気に影響する性格特性は『攻撃型』と『防御型』の2つに分けるといいと言われています。
● 攻撃型
他者との競争などを勝ちたいと思って行動できるタイプの人。
何かを得る事や達成を目的にする傾向が高く、報酬に強い影響を受けるタイプ。
大きな夢を持つのが好きで、効率的に進めようとする。
基本的にポジティブで想像力が高い。
反面、準備不十分で行動するため、ミスが多いのが難点。
→ 自分のしたいことを考えて楽しむタイプの子供たち。
● 防御型
他者との競争に負けないために行動するタイプの人。
義務や責任を果たすために行動し、できるだけ安全なところに身を置くタイプ。
失敗やミスを恐れる傾向が強く、最低合格ラインを狙いやすい。
作業は注意深く正確な方で、ゆっくり物事を進める。
想像力は低いが、分析や問題解決が得意。
→ 親や周囲の人に怒られない様に、必要なことをこなす子供たち。
もちろん、いろんな場面によって『攻撃型』と『防御型』は切り替わります。
自分の子供たちが、必ずしもどちらのタイプかに分類できるわけではないですが、
やる気を出して取り組んで欲しい物事に大して、どちらかを想像するだけで、効果的な声の掛け方が変わります。
性格別の褒め方
どちらの性格にしても、子供の将来を考えるのであれば、結果を褒めるのは望ましくありません。
人生をイージーモードに変えるマインドセットを身につける子育て法
上記でもまとめましたが、行動の過程を褒めることで、変化に立ち向かえるマインドセットを身につける事ができると言われています。
その辺りもふまえて2つのタイプ別の褒め方を使えると効果的です。
● 攻撃型
ずばり『褒められたら伸びるタイプ』です。
自分でしたい事を決めて達成する事を目標に進めるタイプなので、上手くいっている事をそのまま褒める事でやる気がアップします。
突発的に何かのお手伝いをする事や絵のプレゼントをしてくるタイプの子供さんなので、その時に「よく気づいてくれたね」「準備してくれてて嬉ししいよ」といった声かけが重要になります。
もし、お手伝いなど、親のして欲しい事をお願いしたいときは、いくつかの選択肢から選んでもらう様にして、あくまで自己決定した目標である様に見せてあげる事が大切です。
出来栄えなどの感想に対しては、モチベーションが下がる事が多いので注意が必要ですね。
子供さんには、『攻撃型』が多いのではないでしょうか。
● 防御型
パパが助かったよや嬉しかったよなど、受けてのポジティブな感情で褒めるのが良い!
大人の仕事場面においては、非常にリアリストな面がある為、ポジティブな声かけは逆効果で、正直な感想を伝える事を求められます。
例えば、「凄いじゃないか、上手くいってる」だけだと返って、不安感情を作ってしまいやすい性格タイプです。
「凄いな。こんな場面で使えそうだ。使ってみて検証しようか!」といった様に、何かに役立てる案を提示し、そこから修正してみよう!という様に改善できるポイントなど伝えていく方がやる気が上が理ます。
この特性を持った子供さんは、親に怒られない様に何かをするといったタイプなので、「上手くできた」より「パパやママが助かった。ありがとう」の方が喜ばれます!そこに合わせて、「いつも丁寧に拭いてくれるね」などの過程を褒める事を足してみましょう!
自分の子供時代はこっちだったと思います・・・
まとめ:まずは子供の性格タイプを探ってみましょう!
分かりやすいのは、パパ自身の性格タイプを把握してみては、如何でしょうか?
自分に似ているのか、ママに似ているのかで声の掛け方を変える事で反応が変わってきます。
子供さんは表情が隠せないですから、声かけが上手くハマると満更でもない表情をしてくれるので分かりやすいですよ。
ですが、褒めすぎも注意が必要です。
褒められる事が目的になると、その為に行動する思考が身についていきます。
承認欲求が強すぎる状態です。
どちらの性格傾向にしても、褒める事と正しく伝えることのバランスは必要です。
「嬉しいわ。でも、こうしたらもっといいよ」
「こうやってしたら、もっと嬉しいな」
内容は一緒でも、伝える言葉の前後を入れ替えるだけで印象がだいぶ変わります。
ぜひ、お試し頂ければと思います。
もし、同じ様な悩みを抱える方に、この中のたった一つでもいいので、小さな習慣を変える事につながれば幸いです。
自分自身が育児と仕事の両立ができなくなりそうで、試して良かったことをまとめて作ったブログです。
この記事を読んでくれたパパが、
『子育てを仕事の様に楽しもう!』と、育児と仕事を楽しんでできる。
そんな心の余裕を作りたいと思っています。
最後まで読んでい頂いてありがとうございました。