双子パパが教える!子供のやる気が上がるスタンプ活用術
前回の『やる気は報酬の効果に影響を受ける』でまとめた様に、
即時報酬と確定報酬をうまく使えば、子供に身につけて欲しい習慣に取り組む『やる気』がアップします。
そんなオススメの使い方について簡単にまとめます。
我が家では、4歳児に「お金が欲しい」と言われて考えました。
そんなこと言う様になったのか、大っきくなったなと思いましたが、
直接的にお金が欲しいと言われると考えるものがありますね・・・
(このお金に関する捉え方は、日本人には色濃く受け継がれている様です・・・金融リテラシーの低さの原因だそうですね。)
ですが、お金とはタダではあげれません。
と言うことで、お家でのお仕事の報酬としてあげるよ!と設定しました。
その時に、『報酬の効果』を用いています。
上手くいったのかと問われれば、微妙でして習慣にまではなりませんでした。
今回の記事は、私の失敗から皆さんの子供さんへ工夫をしてもらえたらと言う内容です・・・
目次
やる気アッププログラム
我が家は、以下の5つのステップでやる気を高め、習慣を身につけよう考えました。
実は、反省点もいくつかあって習慣まではいきませんでした。
双子同時に考えたのが失敗で、その辺りも包み隠さずまとめます。
皆さんが活用する時には、子供さんに合わせて工夫してみてください。
STEP1:やることを決める
我が家では、3つずつのやることリストを作りました。その内2つは共通で1つは個別にしました。
ですが、この時点で2つ間違いました・・・
- やることは1つからが良かったこと
- 子供のやる気が上がることを優先すべきだったこと
『お金をもらうのは簡単なことじゃない』と伝えるのに重きを置いてしまい、『帰ってきたら幼稚園カバンから洗濯物を出す』『ご飯の前に部屋を片付ける』といった、親の望むものを重視しすぎてしまいました。
理由としては、お金は簡単には手に入らないものであると言う概念は教えたかったからです。
ですが、お金は『楽しんで継続したことで得られるもの』と認識して欲しいし、コツコツ続けることの大切さを学んで欲しかった気持ちも強かったので、子供の得意なことを継続する事から始めたら良かったなと反省しています。
オススメポイント!
子供さんが得意で、パパやママが助かるものを選ぶ!
息子は、物を綺麗に並べるのが好きでした。そのため、3つの仕事の内の1つを『靴を並べる』としていました。それについては、何も言わずにできることも多かったので、その『靴を並べる』という行動を毎日できる事に課題設定してあげれば良かったと思っています。
STEP2:スタンプ表を作る
成果は見える形にしてあげる事が大切です!
壁に貼ってみたり、ノートを作る事がいいと思います。
その際に、子供さんに分かりやすい様に一緒に考えてみると良いと思います。
我が家では、お仕事表とスタンプ表は別にしました。
スタンプ表には、イラストでわかる様にして、なるべく大きくスタンプが押せる様に作りました。
オススメポイント!
表は、報酬のもらえるタイミングで満タンになる様に設定するのが望ましいです。
『1週間できれば10円』と設定すれば、1週間の表を作りましょう!
そして、最後のマスに『ここまで10円』などの達成目標を書いておく事で、目標が分かるのでやる気が持続しやすいです。
STEP3:好きなスタンプを選ぶ
地味に効果を高めてくれるのが、スタンプ選びです!
即時報酬の効果が含まれており、『自分の好きなものが押せた』という小さな報酬の効果を与える事につながります!
STEP4:スタンプを押す
我が家では、自分で押す様にしていましたが、パパやママが押してあげるでも構わないと思います。
『自分で決めたことを自分でやり抜く』ということを重視したくて、自分で押すことを選択しました。
ですが、学校の先生に、いくつかのスタンプの中から何を押してもらえるのか、ワクワクしながら待っていた経験はないでしょうか?
同じ様にパパやママが課題達成の状況に合わせて違うスタンプを押してあげるというのも、やる気アップには良い効果があります。
これは、『不確定報酬』という効果にあたります。
くじ引きの様に、くじの結果によって、1等から粗品まで当たる物に幅がある報酬の事です。必ず何かは当たるのですが、運に任せないといけないという環境がやる気を高めてくれる要素になります。
STEP5:報酬が貰える
やり遂げれば必ず報酬が貰える様にしておく事が重要です。
報酬のためにだけ頑張るのも考えものなので、毎日の行動を褒める様にしてあげて欲しいですが、約束したことは守らないといけないですよね。
また全て達成しなかった時にどうするかの設定も考えておく必要があります。
給料で言う基本給と成果報酬の部分ですね。
そこから、自分の行動を振り返って、次週はきちんと行うかも知れません。
まとめ:小さなことからコツコツとが大切
我が家は、娘はしっかり継続できましたが、息子が断念しました・・・
そのため、娘も「お休みするね」と2週目以降は行えませんでした。
課題設定が難しかったなと反省しています。
ちょっと息子がイライラしていた時期だったので、今の穏やかな時期ならできたかも知れませんが、次に言い出した時には、課題設定を間違えない様にします。
子供さんの性格によっても違うので、課題を同じ事にする必要はありませんよね。
ベースのやる気度合いによって、声をかけ方を変えた方が良いと言われているので、その辺りも工夫したいと思います。
もし、同じ様な悩みを抱える方に、この中のたった一つでもいいので、小さな習慣を変える事につながれば幸いです。
自分自身が育児と仕事の両立ができなくなりそうで、試して良かったことをまとめて作ったブログです。
この記事を読んでくれたパパが、
『子育てを仕事の様に楽しもう!』と、育児と仕事を楽しんでできる。
そんな心の余裕を作りたいと思っています。
最後まで読んでい頂いてありがとうございました。