男の子に、男らしさは教えるべきか?
「男の子なのに、すぐ泣いて」と言いがちな私ですが、皆様はいかがでしょうか?
自尊心を傷つけるから、良くない事と分かっているのですが、ついつい、「男らしく育ってほしい」とどこかで思っている感じがします。
言葉では、「その子らしく育ってほしい」と言いつつも「男らしさ」と重複する部分がいくつかある様に思います。
ですが、この「男らしさ」教育が、現代の男性の鬱と不安を作り出していると言う、ちょっと気をつけた方が良い話をまとめてみます。
男らしさ教育の弊害
アメリカ心理学会が「for Psychological Practice with Boys and Men」というガイドラインを出していました。直訳すると「男のための心理的教育」になるのかな・・・
内容的には、男の子が成長するための影響などをまとめてくれているものです。
ガイドラインのリンクは、以下の通りです。
私の英語力はほとんどありませんので、全文訳せていませんし、グーグル大先生の力をフルに借りています・・・
というか、こんなガイドラインあったのかとびっくりしました。
こちらのパレオな男さんのブログから知りました!
いつも新しい事など情報が盛り沢山で、勉強させてもらっています!
パレオさんのブログには、「現代を生きる男のガイドライン」と訳されていています。
端的にまとめると、
男らしさにこだわってるから、男性は鬱になる
といった事が書かれています。
普通に考えてみればそうだな、と思いますよね。
「女性活躍社会」「パパも子育て」と生活の様式は大昔と比べて大きく変化しています。そんな時代に、「武士とはこうあるべき」みたいな男らしさにこだわっていたら、周囲との格差が大きくて、無駄なストレスを沢山抱えるに決まっています。
これこそが、男らしさ教育の弊害ですね・・・
事実、ガイドラインの中には、「伝統的な男らしさの弊害」としてまとめてくれています。
「伝統的な男らしさ」とは、ストイシズム、競争的、支配的、攻撃性などの特徴を持った価値観のことだ。
しかし現代の研究では、これは全体的に害が大きいことがわかっている。
「男らしさ」は心理的に悪影響が大きく、男性同士がコミュニケーションを取る際に、互いの感情を抑圧させる方向に働き、内から外からダメージをあたえる。
と、かなり心理的に悪影響を与えると言われている様です。
心理的な影響が大きくなると、人は身体に症状が現れたり、行動が変わる事が分かっているので、心身とも悪影響を及ぼす可能性が高いですよね。
男らしさにもメリットはある
男らしさの全てがダメという訳ではありません。ガイドライにも記載されている様に、「力強さ」や「勇気」の様に良い影響を与える部分はあります。
男や女といった性別に拘らず、それぞれの性格や要素に目を向けて伸ばしていきましょう!
そして、個性を育てる社会環境を作りましょう!
というのが、大きな内容です。
まとめ:パパが男らしさを押し付けない様に注意!
全てがダメな訳では無いですが、男らしさ教育が将来の子供のメンタルを左右する影響が高い事が示唆されています!
難しく考えず、「将来娘が変な男に引っかからない様に、家事しているパパの姿を精一杯見せるぞ!」くらいの気持ちでいいと思います!
家事・育児など性別ごとの役割を意識されやすい作業活動を、パパとママが一緒にしてい流事自体が性別の優劣を無くす事がわかっています!
話すのが苦手な方は、家事するのが一番手っ取り早いですね!
また、20年後の上司たちはどんな人でしょうか?もう育児に十分に関わった男性たちが多いでしょうか?そうなていれば、自分の子供たちが働く時には、育児に寛容な職場が増えている事に期待したいと思います。
もし、同じ様な悩みを抱える方に、この中のたった一つでもいいので、小さな習慣を変える事につながれば幸いです。
自分自身が育児と仕事の両立ができなくなりそうで、試して良かったことをまとめて作ったブログです。
この記事を読んで頂いたパパが、育児と仕事を楽しんでできる。
そんな心の余裕を作りたいと思っています。
最後まで読んでい頂いてありがとうございました。
また、次回の記事でお会いできればと思います。
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