子供のメンタルを健康に保つ栄養学
今日は、子供のメンタルを健康に保つ栄養学です。
昨日、食べ物でメンタル改善、ストレス解消が図れると書きました。
昨日は、ママやパパを対象に書いている文章ですが、
これは育児にも確実に応用できます。
今回の記事では、食事やおやつで子供のメンタルに影響を与える食べ物についてまとめていきたいと思います。
食べ物が子供のメンタルに影響を与える背景
ジャンクフードの悪影響となる研究は多くの国で取り組まれています。
ジャンクフードを食べることで起こる影響は?
- 脳の海馬の萎縮(記憶力の低下)
- 注意力や処理能力の低下
- 言葉の流暢さの低下
- IQの低下
- 我慢など抑制機能の低下 など
もう少しあるかも知れませんが、発達や成長に影響があるのは事実です。
ジャンクフードを食べると快楽中枢が刺激され、ドーパミンが多量に放出されます。
ドーパミンとは興奮する時にたくさん出る物質で、これは脳に過剰なストレスを与える要因になります。
また、時間とともにドーパミンが低下すると、
人はこういった快楽刺激を常習的に求める傾向があります。
実は、薬物中毒のような依存症と同じ反応を示すことが分かっています。
過去の記事でも書きましたが、ストレスとメンタルは関連しています。
ジャンクフードの摂取によって快楽中枢が刺激されるると常にストレスを感じている状態です。そうすれば、必然的にメンタルの低下をきたし、抑制が効かない、正常な判断ができないということに陥ります。
ジャンクフードのやめさせ方
いきなり、子供に我慢するように言うのは困難ですよね。ですので、段階的に減らしていくことが大切です。
そして、「食べてはいけない」と言われると余計に食べたくなるのが心理です。
「今日はこれを食べてみよう」と違う言葉に置き換えましょう。
- 毎日から2〜3日と間隔をあけてみよう
- まずは、親が食べる習慣を無くそう
- 代わりのおやつとして果物を食べる
まずは、少しずつ取り組んでみましょう。
我が家も少しずつ、お菓子を果物にするように取り組んでいます。
子供のメンタルを健康に保つ食べ物
食事
- 豚、牛などの赤身肉
- チーズ
- 納豆などの大豆製品
- ほうれん草 など
これらの食材は、トリプトファンを含んでいます。トリプトファンがメンタルを安定させるセロトニンの元になっています。
トリプトファンは、ご飯などの炭水化物と一緒に摂取するとより効果的に取り込めると言われています。
あわせて、これらの食べ物はタンパク質が豊富です。
タンパク質は、体の合成成分としてはとても重要です。
骨=カルシウムと思われがちですが、骨はカルシウムとタンパク質にて成長します。
お菓子
生の果物を中心に摂取することが大切です。
- バナナ 不動の1位
- りんご
- ブルーベリー
- キュウイフルーツ など
特にバナナは、トリプトファンが多く、メンタル安定のセロトニンをたくさん合成してくれます。
これから夏場になるので、おすすめなのは、ブルーベリーです。
凍らせておいておくことができ、小粒のアイス感覚で食べさせることができます。
是非、試してみてください。
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まとめ
今回、記事をまとめてはいますが、我が子もマクドナルドが好きでおやつも大好きです。全くのゼロにすることは困難ですが、少しずつ生の果物を食べる機会を増やしています。そのためには、親もおやつに果物を食べるように心がけています。
食事からメンタルの改善を図る方法は即効性は無いかもしれませんが、少しずつ良い方向に向かっているかと思います。
皆様も是非、お試しください。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。今日の記事も皆様の悩み解決の手助けになればと思います。