賢い人がストレスに強いのは、ボキャブラリーのおかげ!
どうも、こんばんは。
双子育児に奮闘中のパパです。
このブログでは、子育てを仕事で達成感を感じるように、楽しんで取り組める知識を紹介しています!
子育てに対して、ちょっと違った角度からアプローチしても、
結果、子供もママもパパも幸せならいいよね!
という気持ちで書いています。
今回は、『ストレス』と『感情』と『ボキャブラリー』の関係についてまとめていきます。
前回、『『感情』と『冷静な判断』は、まるで別人格のように・・・ 』でまとめましたが、感情とはコントロールの非常に難しい部分です。
この感情によって、様々な情報をどのように解釈してしまうかで感じるストレスが大きく変わります!
ストレスとは、対処できない(幸先不安な)事があれば、強く反応してしまいますが、対処が可能であるとわかると、ストレスを感じにくくなる傾向があります。
時には、あんなにストレスを感じていたのに、解決可能とわかれば、対処を先延ばしにしてしまうくらい、心理的な影響の差が生まれます。
同じように、感情から生まれるストレスに対しても、細かく感情を把握すれば、ストレスが減るのではないかと考えられています。
つまり、感情豊かに育てれば、ストレスに強くなるんじゃないかと言うのが、今回のテーマです!
目次
感情知性を育むには
以前の記事で心の知能指数(EQ)についてまとめたものがあります。
忙しいパパ必見!パパだからこそできる心の知能指数「EQ」を育てるテクニック その1
「共感力」が心の知能指数「EQ]を高める。心の知能指数「EQ」を育てるテクニック その2
子供の成長にとって、感情と言うのは、重要なポイントになります。
『感情』を細かく認識できる事で、自分の状態を把握するだけでなく、コミュニケーション相手の感情を正確に把握できるため、対人関係の良い影響が受けやすくなると言う事です。
この感情知性の育み方については、感情表現の数を増やす必要があります。
1、感情を細かくする
感情を表現する言葉を細かく分析してみるのが、一つ目のステップです。
この感情を細かくするとうことを
『感情の粒度を高くする』と表現されます。
少し日常の場面を想像してみてください。
何かに対して、
● 「ムカつくわ」と表現する人=感情の粒度が低い
●「昨日約束した事、守ってなくて腹が立つわ」と表現する人=感情の粒度が高い
という感じです。
『秋晴れのように、すっきりした気持ち』
『暗いトンネルを何日も歩き続けているようにしんどい』
『宝くじに当たったくらい嬉しい』
『初めて赤ちゃんが笑ってくれた時のように、幸せな達成感がある』 など
『素晴らしい』と感じる中には、幸福感、満足感、リラックした感じ、喜び、希望、好奇心、誇らしい、など様々な意味が含まれる。
逆に、
『最悪だ』と感じる中には、怒り、悩み、警戒心、嫌悪感、不機嫌、後悔、うつうつとした感じ、嫉妬心、不安感、怖さ、などの意味が含まれます。
なるべく、細かく感情を表現(詩人のようにと例えられるくらい)することが重要だと言われています。
感情の粒度の高い人は、
● 人生の満足度が高まる
● 感情の粒度の低い人に比べ、30%も感情コントロールが高まる
● 飲酒へ逃げることがなくなる
● 自分を傷つけた相手にも冷静に対応できる
など、
ストレスに対する高い耐性と倫理的な判断力を保つことができることがわかっています。
2、ボキャブラリーを増やせばいい
感情の粒度を高くするには、どうしたらいいかと言われれば、
ボキャブラリーを増やす必要があると言われています。
物事を『最悪だ』とか『嫌だ』とか単語で表現する人=粒度の低い人は、
自分の抱いている感情が『怒り』なのか、『悲しみ』なのか『悩み』なのか分からず、脳は一度に全てを対処しようと考えてしまいます。
ですが、通販商品のように『全ての問題を1度に解決』みたいに感情をまとめて処理はできませんし、もしできたとしても高価であると同じで、脳の機能をふんだんに使いすぎて、疲労感を感じます。
これが、ストレスにつながると言われています。
ですので、自分の感情を細かく分類し、1つずつ感情処理ができる人ほど、ストレスに強くなるのです。
だからこそ、表題で書いた『賢い人が・・・』という下にあるように、小さい頃から勤勉で語彙力の高い人ほど、ストレスに強くなる可能性が高いです。
国語や英語が得意な子供は、ストレス耐性が高いのかもしれません。
3、ボキャブラリーの増やし方
上記に国語や英語と書いたように、感情を表現する様々な書籍を読むのが最適です。
ですので、小説が良いと言われています。
様々な作家さんの感情表現の良い回し方を知ることで、感情を感じた時の捉え方の種類が増えます。
特に自分のあまり読まないジャンルに触れるのは、非常にオススメです。
また、英語などの外国語に触れると和訳しにくいような単語がいくつか出現します。それは、日本語には無い感情表現の一つですので、とても面白い感情の増やし方です。
いくつか例えを、
1、Sahar アラビア語(動詞)=楽しむために、就寝が遅くなること
2、Voorpret オランダ語(名詞)=イベント前に感じる楽しさ
3、Tiam ペルシャ語(名詞)=初めてその人に出会った時の目の輝き
4、Commuovere イタリア語(動詞)=涙ぐむ物語りに触れ、感動して胸が熱くなる。
5、Mangata スウェーデン語(名詞)=水面に移った道のように見える月明かり
日本語における『わびさび』も外国には表現する適当な言葉がなく、そのまま使われているようです。
こういった表現を知っておくと、感情を細かく理解する1歩になります。
そんな言葉を集めてくれた、書籍を紹介しておきます。
4、子供にもと思う欲張りなあなたへ
小さい子供さんであれば、絵本が良いです。
絵本の読み方を少し工夫することで、想像力を高めることができます。
過去にも紹介しているこちらを参考ください。
子供と一緒にパパも勉強するなら、
がオススメです。
言葉の種類も多いし、例文が書いてあるので、小さい子供さんと言葉遊びするには持ってこの1冊になります。
まとめ:ボキャブラリーを増やせばストレスは激減する
ストレスを減らすには、ストレスを感じる感情を詳細に把握すれば、1つずつ脳が処理できるので楽になるよ!
というまとめになります。
今回、いろいろ調べていると、国語の勉強や本を読むというのは、こういったところに活かされるのだと勉強にな離ました。
将来役に立たないだろうと思ってやる気を失っていた、漢文や古文にも意味があったのだと、今更ながら後悔しています。
もし、同じ様な悩みを抱える方に、この中のたった一つでもいいので、小さな習慣を変える事につながれば幸いです。
自分自身が育児と仕事の両立ができなくなりそうで、試して良かったことをまとめて作ったブログです。
この記事を読んでくれたパパが、
『子育てを仕事の様に楽しもう!』と、育児と仕事を楽しんでできる。
そんな心の余裕を作りたいと思っています。
最後まで読んでい頂いてありがとうございました。