パパの助けになる子育て教室

『子育てを仕事のように楽しもう!』をモットーに、『今しかできな子育て』を忙しいパパ達が楽しめる方法を紹介します

ネガティブ思考+〇〇で人は強くなる!

落ち込んだときに「やらない」と決める10のこと | ライフハッカー[日本版]

 私の、こんなブログを書いたり、本職以外に様々な活動をしていることや、新しいことにチャレンジする姿を見て、「ポジティブな人だな」とか「モチベーションが高いんだな」と言われる事が多いのですが、

 超ネガティブな人間です。

ネガティブで優柔不断なので、なかなか決めれないし、人の意見に頼りたくなる傾向は強いです。それなのに、自分で決めたことを否定されると嫌だし、完全に孤独を楽しめるわけでもない、というややこしさで、自分でも困っております。

でも、皆さん安心して下さい。

 そんな人間でも行動できるようになりました!

 ですが、最初から行動できた訳ではなく、「もしかして今までもそうだったのかな?」と、その事実に気づいたのも最近になってからです。

 よく人生のターニングポイントは何か?とテレビ番組などでありますが、自分にとっては、自分を導いてくれる出会いが多かったなと思っています。

  • 小学生時代の出会い
  • 専門学生時代の出会い
  • 就職してからの出会い 

もっと沢山あり、3人だけという訳ではないのですが、大きくはこの3つのポイントの出会いで自分の人生観が変わりました。

そして、何か行動していれば自分自身は変われるんだ!と今の自分自身を受け入れる

 「セルフコンパッション」と「成長マインドセット」を身につけてこれた事が、今の自分の行動に繋がっていると思っています。

 そして、この出会いは偶然でなく、自分が必ず意識して行っていた行動によってもたらせれたのだと学びました!

 自分の子供にも、自分自身に悩む皆様にも必ずできる事です!

今回は、やや自分の体験談が多くなるかもしれませんが、その辺りは飛ばしてもらって構いません。

なるべく皆様が活用できるように、

ネガティブ思考を力に変える出会い出会いに必要な能力についてまとめていきます。

 

目次

 

1、ネガティブ思考 は諸刃の剣

 「ポジティブになりましょう!」「楽観的になりましょう!」と聞いて、「よしなるぞ!」と思える方は、ネガティブでは無いでしょう!

「そんなん無理やし!」「できたら困ってないわ!」と思う方は、私と同じでネガティブな性格なんだと思います。ですが、これも悪いことだけでは無いです。

「そんなの信じれない=疑って物事を考える」という慎重な行動のきっかけになっています。自分をリスクから回避させてくれるのもネガティブ思考から派生した行動になっているはずです!

 だからと言って良いところだけでは無いですよね。「こんな提案したら怒られるだろうな」と思って行動せず、同僚が同じ事を先にして評価された(昇進した)としたら、ネガティブ思考は仇となってしまいました。慎重すぎる事でチャンスを逃すことになります!世間体には、こっちのイメージが強いですよね。

 ですが、このチャンスを逃したエピソードでも工夫一つで行動できた事があります。

それは、

「なぜ怒られると思ったのか?」を考察していたかどうかです。もっと深掘りして考えてみれば、取れる対策をした上で行動ができたかもしれません。

 このように「問題を深掘り(課題を分けて考える)」する事と「長期的な目線で考える」の2つの視点を持てば、客観的に考えるきっかけとなります。

 そのためには、ネガティブ思考を武器のように使いこなす必要があります!

自分の思考は、道具と同じように使い方次第で自分の武器に変わる可能性がある事を知ってください!

 武器と聞くと男性は道具を想像しやすいですよね。RPGをイメージしてもらっても良いですが、空を飛ぶ的には、剣より弓といったように適材適所な選択が必要ですよね。日常生活においても、包丁などの刃物は、野菜や肉を切り、おいしい食事を作ることに使えば非常に便利ですが、反面、人を傷つける道具に変わってしまいます。

 このようにネガティブ思考も使い方によっては、自分を助け、そして傷つけることにもなります。

 では、先ほどの「なぜ怒られると思ったのか?」を考察場面に戻ります。ここで、もっとネガティブに物事を細かく捉え直します。 

 ・上手くいくはずがないという自信の無さ

  →思いつきで根拠がない

  →調べたが不安要素が残っていると気づいている

 ・上司への報告のタイミングが分からない

  →時間帯によってイライラしていると気づいている

 ・上司の好みそうな内容のプレゼン方法が分からない

  →以前のプレゼンで怒られたから、その時の理由が分からない

など、簡単に掘り下げるだけでも改善すれば良さそうなポイントが見つかりませんか?例えば、

 ・上司の機嫌が良さそうなタイミングを狙う

 ・自分の不安要素が残っている事を伝えた上で現状の報告をしてみる。

 ・同僚に相談し、一緒にプレゼンを考えてもらう

などなど、行動に結びつきそうな分析は可能です!

「そもそも行動できない」と言われる方もいると思いますが、仕事場の関係は毎日のことですから、こう言ったプレゼンに至るまでの自分の行動によって、上司の反応は変わっていたはずです。

 自分の身嗜みや挨拶、声のトーン、話を聞く表情、仕事の様子(態度)などなど、日々の習慣的な行動が他人への印象を変えます!それを意識するだけで、上司との出会い方は変わったかもしれません!

 そして、今からでもそれは変えれるはずです!

 

2、人との出会いが自分を変える!

 ネガティブ思考+〇〇の1つ目は、出会いです!

 学生時代もいろいろありましたし、今でも仲の良い友人(個人的には親友と思っています!)は、本当によく付き合ってくれたなと感謝しています。そう言った友人達の話ではなく、上記に書いた3つのターニングポイント的なものがありました。

経験談多くなりますので、良ければ読んでください。

①小学生でキャプテンをしてた話

 小学生時代はソフトボールをしていました。キャプテンと聞くと上手いのかと思われますが、同学年内では下手な方でした。背も小さく、非力で足もそんなに速くなかったので、特に秀でた能力は無かったと思います。ですが、キャプテンをしていました。当時は理由も分かりませんでしたが、自分の親とお酒を飲める年齢になってから聞かされました。

 監督曰く、「上手くは無い、でも誰より準備や片付けを一生懸命やって、後輩に方法を教えたり、手伝う事ができる」だからキャプテンに選んだと言われたようです。そういう人となりをしっかり見てくれる監督の采配で、私は、下手なりにも役割が与えられ、1年間キャプテンという経験ができたのですから、本当にありがたい気持ちです。

②専門学校時代に生徒会役員をしてた話

 これまた同じく学業成績はほどほど、派手さもありませんので、クラスでも目立たない方でした。おそらく「なんとなくしっかりしてそう」くらいの理由で生徒会の会計の役を担うことになりました。生徒会の管理は担任の先生になりますので、お金を管理する関係上、話をする機会も非常に増えた事を覚えています。生徒会では、会計管理や教務部長へのプレゼン、学祭準備、謝恩会の準備と一生徒では経験できない事を、担任の先生の元で沢山させて貰いました。国家試験直前にクラスでみんなが自主学習している時に、一人謝恩会のハガキ確認していた事が懐かしいです。教務室への出入りの機会も多かったので、帰りが遅い時には車で送ってくれる先生がいたり、卒論を作るときには複数の先生がアドバイスをくれたりと本当に支えられて過ごした学生時代でした。

 クラスのみんなは、弾けた明るいキャラが多かったので、こういった役割を与えてもらう事で、クラスの中に居場所を作って貰え、無事に卒業できたと思っています。

③仕事してからの話

 仕事してからは、最初の上司の方によくして貰いました(現在進行形ですが)!右も左も分からない状態で、研修会や業務の役割など沢山与えて貰いました。ネガティブな性格なので人とのコミュニケーションに難がある方ですが、病棟の看護師と一緒にしないといけない業務の役割など与えて貰い、職場での居場所を作ってくれた事を覚えています。

 また、職場以外で職能を広げる活動にも声を掛けて貰い、それをきっかけに、今の自分につながる複数の方との出会いを導いてくれました。

出会いは偶然なのか?

 人との出会いは偶然なのでしょうか?

私は運が良かったから、このような出会いに恵まれたのかと思うこともありますが、ネガティブ思考の私としては、「自分の運がいい」とは素直に信じられません。ですが、何か理由を探した時に共通した内容がありました。

 私は、「仲間外れになりたくない」という思いが強いと気付きました。

 このネガティブ思考をベースに、どうすれば仲間外れにならずに済むのか?

という事を周囲を観察しながら過ごしていたように思います。能力や行動で目立って人を集めれる性格ではないので、集団の中で自分のできる役割を探していたのだと思います。

 何においても高い能力が無いですから、集団生活において、誰もができる事をきっちりする事が一つの行動目標でした。「準備」や「片付け」、「クラスでの役割」など決められた事を決められた時間内に黙々とする感じですかね。その印象を他者に与えていたのでは無いかと思います。おそらく、そのイメージから、「与えられた事を途中で投げ出さないだろう」とか「役割を担ってくれそう」と仕事を振って貰えたのだと思います。

 一言で言うと、「誠実さ」が自分の出会いを導いてくれた理由だと思っています。

 

3、誠実性は最強の武器

 子供が将来の成功を手に入れるのに最も必要な能力は、「誠実性」と言われています。

誠実性とは、ざっくり言うと真面目なタイプの人です。

向上心があり、努力家(決めた事を続ける人)な傾向の人の事を言います。「意志力(ウィルパワー)」や「自己コントロール能力」の高い人は誠実性が高い傾向にあります。

■簡易な診断テストがありますので、興味がある方はやってみて下さい!

www.sinritest.com

私の結果は、こんな感じでした。

f:id:ohyamak:20210113060251p:plain

なかなか意味深なグラフで、自分のややこしさを表しているのを再度実感してしまいました。

*性格診断は、その日のメンタルによってもだいぶ左右される物なので、自分が落ち込んでいる時や気分の良い時の傾向を知るために何度も試すのは良い方法だと思います!

 本題、誠実性は人生の幸福度を高めてくれる要素 と言われていて、以下のように

  • テストの成績がよくて学歴も高い
  • 面接試験での印象がよく、転職につながりやすい
  • 年収や仕事への満足度が高い
  • 結婚の満足度が高く、離婚率も低い
  • 犯罪に関わる可能性が低い
  • 長生きの可能性が高まる
  • 肥満になりにくい   など

様々な結果をもたらしてくれます。

その中でも上の3つに注目して頂ければと思います。

これは、自分一人の能力では得られない結果になっています。面接試験の印象は確実に面接官の評価が必要ですよね。テスト成績に関しても、自身の努力ではなく、教師からの支援の回数や質の変化の結果が示されています。仕事も同様に上司や職場からの評価が大きく影響しています。

考えてみると非常に単純な事なんです。例えば、朝出社した後輩を想像して下さい。

  • 「おはようございます」と適度な笑顔ではっきり挨拶できる後輩
  • 挨拶もせず眠そうに椅子に腰掛けてダラダラしている後輩

あなたなら、どちらに仕事を依頼してチャンスを与えますか?

確実に前者ですよね。もちろん仕事の能力も必要ですが、この第一印象は非常に大きく今後を左右します。

誰しも朝は眠たいです。ですが、相手に不快な印象を与えないように明るく挨拶を心がけて行える自己コントロール能力の高い人は、その後に自分にとって、「プラスの転機を与えてくれる人」の方から支援を得られやすい結果を導いてくれます。

言い換えれば、誠実な人ほど運を引き寄せる傾向があるとも言えます。

そして、ネガティブな人ほど他人の反応を気にして過ごすわけですから、相手の心理状況や行動を観察している機会は増える傾向があります。相手にとって良い行動を知る情報収集の数は非常に多い状況です。あと1歩を踏み出す勇気が出れば、多くの成功体験を獲れるところまで来ていると思います。

まずは、挨拶や身嗜みなど分かりやすいところから自己コントロール能力を磨いて頂ければと思います。

これは、「小さな行動を習慣化する」や「イフゼンルール」のテクニックを使う事で、今からでも必ず磨くことのできる能力です。

ぜひ、試して頂ければと思います。

 

まとめ:ネガティブ思考+誠実さで人は強くなる!

 すぐに改善できる事では無いと思いますが、ネガティブ思考に誠実さが加われば、自分を導いてくれる出会いに恵まれます!ぜひ、誠実性を意識して頂ければと思います。

 これも自分で勝手に身につけた能力ではなく、やはり親の教えがあったからだと思います。「自分のされて嫌な事は相手にするな」や「やり始めたことは最後まで続けなさい」「人の嫌な事は進んでしなさい」など色々あり、学生時代はそれでしんどくなった事も多かったです。ですが、これも武器の使い様なのだと思えるようになってからは、プラスに働く影響が大きい事を知りました。

 私も子育てをしている最中なので、子供に誠実性を身につけて貰える。自己コントロール能力の高い子供に育って貰えるように一緒に勉強していかなければと思っています。

 

もし、同じ様な悩みを抱える方に、この中のたった一つでもいいので、小さな習慣を変える事につながれば幸いです。

自分自身が育児と仕事の両立ができなくなりそうで、試して良かったことをまとめて作ったブログです。

この記事を読んで頂いたパパが、育児と仕事を楽しんでできる。

そんな心の余裕を作りたいと思っています。

最後まで読んでい頂いてありがとうございました。

また、次回の記事でお会いできればと思います。

 参考図書を紹介しておきます。