太陽から子育てに必須な「ビタミンD」を効果的に得よう!
よく○歳検診などで、背が低いと「ビタミンD」が不足してますと言われる事があります。「ビタミンD」が子供の成長に重要なホルモンである事は理解していましたが、調べてみると子供の記憶力やIQ、免疫やメンタルに至るまで多くの影響がある事がわかりました。
なので、今回は「ビタミンD」の子供に与える効果についてまとめます。
目次
- ビタミンDは何の役割をするのか?
- ビタミンDを摂れば、子供のIQまで上がる
- ビタミンDで風邪予防ができる
- ビタミンDは不安や不眠を解消し、謎の頭痛にまで効果がある
- 必要なビタミンDの摂取量は?
- 効果的にビタミンDを得るなら外に出よう!
- 不足分はサプリや食品から取ろう!
- まとめ:外で思いっきり遊んで、心も体も健康に成長しよう!
ビタミンDは何の役割をするのか?
・細胞を作り替える指令を出す
・免疫システムを正常に保つ
・記憶や意志力など脳とメンタルを安定させる
という様に、体の健康から、脳や心の健康まで左右すると言われています。研究は成人を対象としたものが多いですが、現代人の抱える様々な悩みの原因に「ビタミンD」が関与していると報告がされています。
元々、日本人の大半が「ビタミンD不足」であり、特に屋内環境で過ごす時間の長い人はサプリの定期接種が推奨されるほどです。そういう意味では、産後間もなく、屋外に出れないママには必須かもしれませんが、母乳への影響を書いた論文は見つけれませんでした。母乳だけではビタミンDが不足するといったデータはありました。最近では、ミルクとの併用がベストだと指導している産院も多い様です。
ビタミンDを摂れば、子供のIQまで上がる
妊娠中のママの「ビタミンD」濃度が生まれてくる子供のIQを左右するといった研究があります。
妊娠中にビタミンDの摂取量が多かったママの子供は、4〜6歳の時点でIQが高くなっていたと報告しています。
現段階では、可能性を示唆したという報告なので、明らかな物ではありませんが、「ビタミンD』は「細胞を作り替える=神経伝達に大きく関与する」という機能を考えれば、影響は高そうです。
成人を対象にしたカリフォルニア大学の論文だと、
・ビタミンD不足の人は、3倍のスピードで記憶力と脳の実行機能が衰える
と報告しています。それだけ、脳の神経細胞の構築に関与しているという事です。これだけの影響が成人にしか無いとは思えませんよね。
ビタミンDで風邪予防ができる
・風邪の発症リスクを12%下げる
・毎日飲むなど継続が必要
・元々、血中のビタミンD濃度の低い人は、サプリにより風邪の発症リスクが50%も減った。
昔は、ビタミンCが・・・と言われていた様ですが、少しずつ変わってきている様です。
ビタミンDは不安や不眠を解消し、謎の頭痛にまで効果がある
ビタミンDを摂取したグループとプラセボ の薬を摂取したグループに分けて調査したところ、
・ピッツバーク睡眠質問票で2.7ポイントアップ(プラセボ0.7)
・睡眠時間が平均6.5時間にアップ(プラセボ5.2時間)
・眠りに落ちるまでの時間が33分に!(プラセボ55分)
と睡眠の問題が大きく改善していると報告しています。
この様に睡眠だけでなく、季節性のうつ病への影響や薬の効かない慢性の頭痛(原因不明の頭痛)などにも効果があると報告されています。
必要なビタミンDの摂取量は?
イギリス政府は、健康な大人でも冬場はビタミンDサプリを飲む事を推奨している様です。
・太陽光の少ない冬場では、10mcg摂取を目安としています。
数値が様々で非常に分かりにくいですが、国際基準的には、1日に800IU必要と言われています。上記に書いた母乳で育った子供にも追加で400IUのサプリを与える必要があるとも言われています。
(https://www.orthomolecular.jp/nutrition/vitamin_d/より引用させてもらいました。)
大体こんな感じなので、食べ物だけで摂取するには厳しい量ですよね。
効果的にビタミンDを得るなら外に出よう!
ビタミンDを体内で生成するには、地肌を日光に当てるしかないです。(窓ガラス越しや日焼け止めを塗ると効果がありません。)
季節性のうつ予防としても、「最低でも1日に15分は日光を浴びよう」と言われておりますので、それを目安に屋外で子供と遊ぶ事が必要だと思います。
不足分はサプリや食品から取ろう!
我が家では、「ミロを飲む習慣でビタミンDを摂取」しています。一時期は品切れで困りましたが、なんとか手に入れました。毎晩、親子みんなで飲む事を習慣にしています。パパやママにも効果がありますよ!
まとめ:外で思いっきり遊んで、心も体も健康に成長しよう!
まとめると外で遊ばせる事が一番成長にとって良い事だという事です。そして足りない「ビタミンD」はサプリで積極的に摂取してください。1日の上限値はかなり大きく設定されていますので、使用方法以上に大量に摂取しなければ問題ない範囲です。
ぜひ、お子様と一緒に「ビタミンD」習慣を始めてみては如何でしょうか?
もし、同じ様な悩みを抱える方に、この中のたった一つでもいいので、小さな習慣を変える事につながれば幸いです。
自分自身が育児と仕事の両立ができなくなりそうで、試して良かったことをまとめて作ったブログです。
この記事を読んで頂いたパパが、育児と仕事を楽しんでできる。
そんな心の余裕を作りたいと思っています。
最後まで読んでい頂いてありがとうございました。