発酵食品で手軽にストレス解消!
育児に奮闘する皆さま
今日もお疲れ様です。
作業療法士として働きながら、双子育児に奮闘している双子パパのohyamakです。
腸内環境を整えるとメンタルが安定したり、睡眠の質が改善したり、ダイエット効果が高まったり、美肌効果が高まるなど、発酵食品と腸内環境と健康はトピックスですよね。
フンボルト大学の観察研究(研究論文)によると、アジア圏のコロナウィルス感染率や重症化率、死亡率が少ない理由として、日常的に発酵食品を摂取する文化圏であるというデータが出ている様です。もちろん、ベースはヨーロッパの研究で、日本独自の発酵食品を使用した訳では無いですが、希望の持てる結果ですよね。
という事で、今回は、万能食品である発酵食品の効果について紹介します。
目次
発酵食品の驚くべき4つ効果
体の炎症を抑えるのに大きな効果があると言われています。
下に4つの効果をあげていますが、子育て中はそれぞれの関係性が高い印象です。子育て中の体型変化や肌トラブルによって自己否定的にストレスが増加するといった現象は起こりませんか?
私も子育てが始まってから太ってしまいましたので、家族写真を見返すたびに嫌になる。自己否定的に捉える事が増えた様に思います。こういったベースのストレスが、子供に対するイライラの原因になっています。
発酵食品は、それを解決する大きな手段となりますね。
1、リーキーガットを防ぐ
発酵食品が腸壁のバリアを調整してくれるため、リーキーガットによって起こる体内に毒素やバクテリアが侵入するのを防ぐ事ができます。また、すでに腸内に住み着いている細菌に遺伝子を受け渡す役割もしてくれる様です。
2、メンタルヘルスに効果あり
発酵食品を食べると社交不安(コミュ障)が和らぐというデータもある様に、不安や緊張感など心理的ストレスの緩和効果があると言われています。発酵食品は腸内細菌の栄養素になるため、セロトニンの分泌量が増えて不安の軽減が図れると言われています。
子育ての不安や日々の何となくイライラした状態を少し緩和してくれるかもしれません。
3、美肌効果も高い
子育て中のママの救いになるかもしれませんので、パパの皆様は、是非とも発酵食品を導入してあげて下さい。
肌が荒れる事もリーキーガットが原因で起こっているとの研究が増えています。つまり、リーキーガット対策ができれば肌も改善を認めるという事です。
4、肥満予防に効果的
腸内細菌と肥満も関係がある様です。
肥満および糖尿病傾向の男女にキムチを摂取してもらうとインスリン抵抗値、BMI、体脂肪、血圧が改善したとの報告があります。肥満傾向を対象にしているため、元々痩せている人の効果はわかりませんが、予防にはなりますね。
発酵食品は多様に摂取するのが望ましい
かといって、納豆だけを食べさせるといった偏りはオススメできません。(摂らないより良いとは思いますが・・・)
目的は、発酵食品から細菌を腸内に取り込む事です。多様な発酵食品から幅広い細菌を摂取する事が「腸内環境を整え、様々な問題に対処できる様になる」という事です。
2014年にハーバード大学のまとめたレビュー論文から引用しますと、
(発酵食品が脳の健康にいいのは)カラダの抗酸化と抗炎症機能が高くなるのが原因だ。リーキーガットが減ったおかげでLPS(毒素)の悪影響が少なくなり、血糖のコントロール能力もあがり、栄養の状態も改善する。
その結果として、神経伝達物質の生産量が増え、GABAのように活性の高い物質が多く作られる。腸内細菌がよくなれば、腸と脳のコミュニケーションもよくなるのだ。
と、発酵食品の事を大絶賛されています。
旧石器時代の人類は、知らずのうちに自然に発酵した食品をたくさん食べていた(ハチミツ、フルーツ、ベリー類、果汁など)。微生物の知識こそなかったが、わたしたちの祖先は、発酵食品や発酵飲料の風味と保存性、さらには精神を刺激したり落ち着かせる作用に気づいていた。
そのため、発酵食品は人類史のさまざまな場面で活躍した。栄養補給はもちろん、伝統的な医薬品や儀式などにも使われてきた。実際に人類が発酵食品を作り始めた時期はよくわからないが、新石器時代の出土品を化学分析した結果によれば、1万年前にはフルーツや米、ハチミツなどを発酵させた酒を醸造していた可能性が高い。
と発酵食品とは長いお付き合いをしてきた様なので、歴史的にも効果が高いと考えれますね。
まとめ:多彩な発酵食品を摂取して、 子育てストレスを手軽に解消しよう!
発酵食品は「万能食品」と言えるほどに優秀な成績を納めています。納豆など苦手な方もおられると思いますが、キムチやヨーグルト、ぬか漬けなど自身の好みを数種類用意できれば良いと思います。お酒も発酵させているので、効果があるのかも知れませんが、太りやすくなるので飲み過ぎ注意ですね。上記の効果を考えれば、子供が健やかに育ち、社会交流がスムーズに運べるためにも進んで食育に取り入れる必要がありそうですね。
もし、同じ様な悩みを抱える方に、この中のたった一つでもいいので、小さな習慣を変える事につながれば幸いです。
自分自身が育児と仕事の両立ができなくなりそうで、試して良かったことをまとめて作ったブログです。
パパが育児と仕事を楽しんでできる。 そんな心の余裕を作りたいと思っています。
最後まで読んでい頂いてありがとうございました。
私が育児で参考にした書籍など、紹介しておきます。