双子パパが教える、親子関係と子供(男の子)の将来の年収の関係について
子供の幸せって何でしょう。
お金なんてなくても、楽しいことしてて欲しい
なんて、思えないですよね。
有名人にならなくても、スポーツ選手にならなくてもいいです。働いて、家庭を築いて、自立した生活を送って欲しいと思っています。
その為には、一定の収入をもらえるようになることが必要です。
では、この収入に関係していることはなんでしょうか?
学力、経済力はもちろんですが、他にもあります。
それは、親子関係の良好さです。
子供の頃、親子関係が良好であった子供の方が、将来の平均年収が高いという研究結果があります。
この研究は、ハーバード大学に在学した、268人の男性を対象に74年もの長い期間調査して分かりました。やや時代が違うため、年収など現代と比較できないかもしれませんが、戦争などの経験も踏まえた研究になっています。そこで分かったのは、
ママと幼少期に良好な関係を築けていた男性は、そうでなかった男性と比べて年収が平均で約890万円(89,000💲)も高いことが分かっています。
また、同じ研究で母親と良好な関係を築けていた男性は、そうでない男性と比べて専門的分野で成功を収めた人が3倍もいたようです。
親子関係と年収の関係は、ママとの関係が良好かどうかだけです。
パパとの関係は、年収には関係ないこともわかっています。
しかし、パパとの関係はとても重要な意味があります。これに関しては、男の子だけでなく、女の子にも効果が見られました。
それは、心の安定です。
子供の頃、パパとの関係が良好であった子供は、そうでなかった子供に比べて
- 非行に走らない
- チャレンジ精神が高い
- 結婚して幸せな家庭を築く
といった、心が安定していることが分かっています。
以前に、育児にパパが関わる効果として書いた記事です。
よければ読んで貰えたらと思います。↓
良好な関係を築くのにどうすれば良いのか?
よく男の子の子育て方法として書かれますが、細かく気にしなくて良いと思っています。大事なことは、
- 幼少期の甘えん坊な時は甘えさせてあげること
- 反抗期には適度に見守ってあげること
- 相談したいと思っている時に、話を聞いてあげること
その時期に求めていることを、叶えてあげることが大切だと思います。
子供が助けを求めている時に、助けてあげれるように普段から様子を見守り、コミュニケーションを図れる関係性があることが重要ですね。
反抗期はそのうち終わります。反抗期は何に対してもイライラしてしまいますので、不用意に話しかけなくても大丈夫です。特にきちんと家に帰ってくるような状態であれば問題ないと思います。数年経てば進路のことなど、必然的に話す機会が増えてきて、きちんと話せるようになるはずです。
(私の反抗期の体験談です、職場のママさんの子供の相談に乗って安心されるくらいに激しい反抗期ですが、今は一般的な社会人です。)
これはやった方がいい方法として、
褒め方を工夫することです。
例えば、靴を並べてくれた子供に対して、
「すごいね」「えらいね」と褒めてしまうと、褒めてもらうことが行動の目的になってしまうと言われています。
「靴を並べてくれてありがとう」「ママ助かったよ」など行動の良かったこと、それによって人を助けることができたことの事実を伝えることが大切です。そうすることで、
行動することが認められ、
自ら行動しようという自己実現への欲求を求めて行動が
できるようになっていきます。
まとめ
今回は、ママとの関係が男の子の将来の年収に関係することを書きました。アメリカ基準ですし、この時代、共働きがほとんどですので、研究結果と同じようにはいかないと思います。ただ、ママとパパとで協力しながら子供に向き合って過ごすことが大切ではないかと思います。
ちなみに、ママとパパの関係性が良好であった場合、ママとパパ自身も老後の記憶力が高く保たれること、認知症になりにくいことが分かっています。
家族仲良く、親子関係が良好なことは、育児だけでなく健康にも良いので、ぜひ取り入れてみてください。