宮迫さんの謝罪会見から学ぶこと
おつかれさまです。
作業療法士として働きながら、双子育児に奮闘している双子パパのohyamakです。
今日も育児とは関係ないのですみません。
この前、記事にあげた宮迫さん、田村さんの謝罪会見についてです。
この時はニュースしか見なかったのですが、つい最近、YouTubeで上がっていたノーカット映像を見ました。ニュースの映像だけだと、宮迫さんは俳優もしてたし、演技なのかなと思ってしまう感じがありましたが、
ノーカット映像では、
- 詐欺被害に遭われた方の気持ちを考え謝罪する
- 事実しか話さない
- 自分の非はきちんと認める
- 会社や先輩に感謝する
とすごく人柄の現れた会見になっていました。
これからも頑張ってと応援したくなる会見に感じました。
メンタリストDaiGoさんも会見を絶賛されていました。
DaiGoさんのように心理学的に捉えて考えられていたかはわかりませんが、
- 危機管理には初動が大切
- 事実はきちんと謝罪する
ということが守られていました。
これを踏まえて、
自分んは仕事中にきちんと謝罪できているのか?
ということを自分を振り返る良い機会になりました。
病院でリハビリテーション業務を行っていると、毎年実習生を指導することがあります。そういった時に間違った知識を教えてしまった時、判断を間違った時に、
「あれは間違っていた。正しいのはこっちだった」と素直に伝えれているのか?
人は時には間違うことがある、間違っても訂正してあげればいいと
成長マインドセットの状態にあるのか?
ということを、振り返って考える機会になりました。
また、記者の方の質問もノーカットで聞く機会があまりないので、新鮮でした。
- 週刊誌を訴えるつもりはありますか?
- 会社の判断をどのように思いますか?
- 不倫騒動の件で・・・
など、すごいですね。
問題を過度に大きく見せたり、曖昧な表現を引き出そうとしたり、話をすり替えたりと会見を開いている人の立場が悪くなるように誘導する様子が、全て観れたのが印象的でした。
そして、コンプライアンスやガバナンスなど横文字使いたいだけの質問もありましたね。
ここから、学ぶことは後輩指導などで、事実確認などが必要な時に不用意に感情や推測などをこちらが話さないようにして、事実を受け止めてあげる必要があるということが、よく分かりました。
失敗した後輩が一番、後悔しているはずですよね。
まずは、その子の思いを聞いて、その子のこれからの考えを聞いてあげてから、助けとなるアドバイスをしてあげる必要がありますよね。
「この方が正しい」と押し付けてしまうと、失敗して落ち込んでいるところに、考えの否定までしてしまいます。そうすると、自分では考える事ができないんだと悲観的に捉えてしまいますよね。
不倫の話を持ち出したように、指導の際に、過去の話を持ち出すのはナンセンスですよね。今とは関係ない事だし、それは、その時に指導しておかないといけない事ですよね。
そういう意味では、記者の方の質問は反面教師的に学ぶ事が多かったです。
本当にこういったストレスに晒され続ける芸能人の方は、大変だなあと感じました。そして、自分の感じるストレスは幸せなんだとも・・・
会社と社員の間で起こるトラブルは、どこにでも起こり得る事だと思いますので、
まずは自分の職場はどうかを考えながら、働いていく必要があると感じました。
いつも最後まで読んでいただいてありがとうございます。
海遊びは性格を外交的に変える発育効果がある
おつかれさまです。
作業療法士として働きながら、双子育児に奮闘している双子パパのohyamakです。
皆さま、海の季節ですね。
我が家は海が大好きです。私の実家の前が海なのに、わざわざ遠く日本海の方まで海水浴に行きます。
さて、今回は海と発育の話をしようと思います。
よく、五感を刺激されるや、危険認識が高まるなどの話はよく書かれているので、今回は、性格についての話を中心にします。
海好きか、山好きで性格がわかる
バージニア大学の研究で、学生に性格テストを受けてもらった後に「旅行に行くならどちら?」と問いかけて、海と山の写真を6枚ずつ見せました。
その結果、
- 海を選んだ人は外交的
- 山を選んだ人は内向的
という結果が出ました。
海のような開放的な空間を選ぶ人は外交的なようです。イメージ通りですよね。
反対に内向的な人は、山など緑の多い地域に住む方が多いようです。
内向的か外交的かは元々の性質もあるかと思いますが、クレアモント・マッケナ大学の組織心理学者ロナルド・E・リッジオ教授によると、
ほとんどの人は、外交的でも内向的でもなく真ん中にあるようです。
また、以前の記事でも性格は遺伝だけでなく、友人環境などによって変わる事が出来ることを書きました。
なので、子供を外交的な性格にしたいのであれば、
- 海など開放感のある場所でたくさん思い出を作る
- 子供自身が海を好きになる
結果として、外交的な性格になる可能性が高まります。
ただ注意が必要です。
上の研究において、内向的な性格の人が開放的な環境の街で暮らす事で、
明確に自尊心のレベルが低下するこ事も、分かっています。
無理に苦手な環境に連れていく事はあんまり良くないので気をつけて下さいね。
まとめ
この夏の楽しい思い出づくりに海に行かれる方は、ぜひ子供の性格に少し影響がある事を意識してみてはいかがでしょうか?
ただ、内向的な事がよく無いわけでは無いです。内向性や外向性とコミュニケーションは別問題です。友達の多さより質が大事とも言われますので、子供にあった環境を選んであげる事が大切ですね。
いつも最後まで読んでいただいてありがとうございます。今日の記事も皆様の悩みを解決する手助けになればと思います。
闇営業問題、宮迫さんの会見をみて感じる違和感
おつかれさまです。
作業療法士として働きながら、双子育児に奮闘している双子パパのohyamakです。
今日は、全然育児とは関係の無い話です。
朝から久々にニュースをゆっくり見ました。
ちょうど、宮迫さん、田村亮さんの会見が流れていました。
反社会的勢力、闇営業、金銭授受の嘘、それぞれの問題が一つのことのように報道されていますが、それぞれ全くの別問題ですよね。
- 反社会的勢力:警察
- 闇営業:吉本興業
- 金銭授受の嘘:芸人個人
きちんと課題を分けて報道すべきかと思います。アドラー心理学の課題の分離とは違いますが、その視点は応用的に活用できますよ。
闇営業=反社会的勢力みたいに聞こえてしまいますよね。
闇営業の闇は吉本興業を通さない営業と金銭授受のことですので、反社会的勢力とは関係ないですよね。
あくまで素人考えの疑問ですので、その辺り、ご容赦ください。
そもそも、反社会的勢力と分かっているのに、なぜ逮捕できないのでしょうか?
まず、芸人さんがお金を受け取ったかどうか?という問題の前に、詐欺グループと分かっているのに逮捕できないのはおかしくないですか?
そもそも報道機関てどんなところか?
報道機関とは、新聞社、放送局、出版社を指す。特に新聞社、放送局等よりも、社会的な公共的役割を果たす主体を指して用いられる場合が多い。自由と平等を原則とし表現の自由が法的に保障されている民主国家においては、政府系報道機関を除いて、報道機関は公正、公平、中立を旨とし、国家権力に屈せず、国民の利益に適う報道姿勢を理念とする。(Wikipediaより引用)
国家権力に屈せずというのであれば、報道記者が反社会的勢力とわかるにもかかわらず、取り締まれない警察関係者を記事にすべきではないでしょうか?
てか、そもそも協力して逮捕したらよくないですか?
逮捕してはいけない理由があるのでしょうか?
また、反社会的勢力というだけで罰せられるのであれば、
など、詐欺で手に入れたお金を使用して使用するものは全て、ダメということになります。そうすると日常に使用するほとんどは罰せられなければいけないのではないでしょうか?
キリがなくなりますね。
私は病院でリハビリ業務に従事しています。
もし、反社会的勢力の方が入院してきた場合に、リハビリテーションを提供すれば罰せられるのでしょうか?
病院なんて、負担額3割は個人のお金ですが、残り7割は税金ですよ。
もっとヤバくないですか。
闇営業問題は会社の体制の問題では無いんでしょうか?
そもそも、芸人が闇営業しないとメリットを感じないシステムであるのは、吉本興業自体の体制の問題では無いでしょうか?
闇営業がデメリットしかなければ、芸人自身が手を出さ無いはずです。
なので、闇営業をした本人ではなく、それを許していた会社の経営状況などを指摘するべきでは無いでしょうか?
嘘をついたことは芸人本人の問題
虚偽の報告をすることで、解決に時間を要したり、相手から信頼を失ってしまいます。ですが、それは芸人本人が信頼や知名度を失う行為であって、反社会的勢力や闇営業とは関係無い話ですよね。
今回は、報道関係者ですら反社会的勢力と断定できているので、芸人本人の証言がなければどうこうという話では無いですよね。
報道機関について、
最近、ワイドショーとかを見ると常にモヤモヤします。
専門家を読んで推論して議論していますが、あくまで第三者が好き勝手言ってるだけで、情報がどんどん複雑化して、視聴者が混乱するように仕向けているのかと思ってしまいます。
「そんなの討論したって、警察の発表を待つしかないのに」って思うことが多くなりました。
歳を重ねるとNHKしか観なくなることが理解できるようになり、嬉しいやら悲しいやらです。
ただ、情報に流されず、客観的に物事を考えれるようになっているのかなと思っています。
子供と遊びながら読めるオススメ絵本
おつかれさまです。
作業療法士として働きながら、双子育児に奮闘している双子パパのohyamakです。
皆様、絵本の読み聞かせはどのようにされていますか?
パパが絵本の読み聞かせをするのは、
- 絵本を通して、言葉の発達を促進させる効果
- パパが関わることでの、将来のメンタルの安定
という、素晴らしい効果があると言われています。
過去にまとめた記事を載せておきますので、よければ読んでみてくださいね。
今日は、我が子が好きな、一緒に遊びながら読める本の紹介をしたいと思います。
絵本の紹介
こねてのばして 作:ヨシタケ シンスケ
この本は、この表紙の表情がなんとなく、息子に似ていると思って衝動買いしました。
それをクリスマスプレゼントとして、サンタさんから届けてもらいました。
内容的には、パン生地のような物をこねて、いろんな形にして遊ぶ話です。
このパン生地をいろんな形にするときに、その動きを真似して我が子の顔で遊んであげるととても楽しそうにします。
この時に子供のほっぺたを両手でこねて伸ばすように、ほっぺた遊びをすると、本当に楽しんでくれます。
つつく時には、ほっぺただけでなく、お腹や背中などいろいろつついています。
この時は、顔をてで一度隠してあげて、いないないばあをするようにしています。
最後はこちょこちょと、こそばすシーンで終わりますので、めいいっぱいこぞばして終わります。
寝る時の絵本としては、楽しみすぎかもしれませんが、お子さんと一緒に楽しみながら読める絵本だと思います。
よければ、ぜひ試してみてください。
今こそイクメンパパへ、家事分担が子供をトラブルから守る
おつかれさまです。
作業療法士として働きながら、双子育児に奮闘している双子パパのohyamakです。
さて、今日は家事分担の話です。
皆様の家では、ママとパパで家事の分担を行っていますか?
我が家も明確には決めていませんが、家事分担しています。
元々、一人暮らしをしていたこともあり、自分のタイミングが出来上がっているので、なんとなく家事ん分担が始まって、現在に至ります。
料理は苦手ですが、食器洗いに洗濯、風呂掃除、ごみ捨ては極力行うように心掛けています。
意外と自分の中で習慣化されているので、それらをしている時は、あまり何も考えずに行えています。
さて、本題です。
「家事分担は育児中のママの負担軽減になるため」と思ってやっていましたが、それだけではなく、子育てで重要な効果が証明されました。
それは、パパが家事を手伝っている姿を日常的に見せることで、
娘さんが変な男に騙されることが少なくなる
という結果が出ました。
世のパパ達の反応はいかがでしょうか?
「そもそも、男なんて許さん!」と思っているパパもいるかも知れませんが、
私自身、将来娘が変な男を連れてきたらどうしようかと頭をよぎることはあります。
(まだ、娘は3歳ですが・・・そして、同じ双子の息子の心配はあまりしていない・・・)
話が逸れましたが、いい男の定義などないかも知れませんが、ニュースを騒がせるようなDV被害に自分の子供があうなんて想像もしたくないですよね。
だからと言って、「そんな男はダメだ」と言っても手遅れです。そう言った人を好きになってしまうような性格や思考を身につけてしまっているので・・・
かといって、いい男の選び方を言葉で教えていくのは難しいと感じます。
ですので、パパが家事分担で役割を担っていることを見せるだけで、変な男に騙されないようになると思えば、家事への捉え方が変わりませんか?
今日の記事は家事分担の子供に与える効果を書いていきます。
今日も目次を設定しておきますので、気になるところから読んでみてください。
目次
家事分担の効果
家事の分担割合
カナダ人を対象に調査した研究では、年代別の女性の家事の割合を調査しました。
結果、25歳前後で結婚した世代では、
貧しい家庭ほど女性の家事の割合が多いことが判明しました。
32歳前後では、子供がいて労働時間の長い家庭ほど女性の家事の割合が多い、43歳前後では、先ほどの条件関係なく女性の家事の割合が多いことが分かりました。
25歳前後で結婚した貧しい家庭を想像すると、いろいろ悪い方向に想像してしまいませんか?
もちろん収入が低い男性が全て悪いという訳ではありません。
もう一つの家事分担の効果を合わせて考えてみるとよく分かります。
家事分担が家族関係に与える影響
先ほどのカナダ人に対する研究を考察した論文によると、
パパが家事をする家庭ほど、夫婦の関係が長続きしたということが分かりました。
夫婦円満であることは、子育ての環境のひとつとして、いい効果があります。
結果、パパが家事を手伝う姿を見せることで、子供によい影響があったことが分かりました。
なぜ?家事分担は子供に影響を与えるのか
ママとパパが家事を分担する姿を見せることが、
家事を通して、男と女は平等であり、
協力しあうものであるという価値観を学ぶ機会
になっていると考えられています。
先ほどの若く結婚し貧しい家庭の話に少し戻ります。
偏見もあるかもしれませんが、男性のいいなりにならず、我慢しすぎず、きちんと物申すためには、男女は平等である、女性は尽くすだけではないという価値観を持っている必要があるのだと思います。
皆さんの娘さんがママが家事をするところしか見たことがなければ、女性は男性を黙って支えるという価値観を覚えてしまうかもしれません。
ですので、娘さんの幸せな家庭を望むならば、
パパは家事分担を積極的にするべきです!
もちろん、それを見た息子さんも自分は家事をするべき、女性とは平等で話し合って進めていく価値観を身につけるので、女性に優しい男へ成長するはずです。
何を分担したらよいのか?
まずは、パパができる時間に行える家事を分担することが大切です。
きっちり平等でなくても良いですが、「分担してる」とママが感じる量は家庭それぞれですので、よく話し合ってくださいね。
ちなみに、あくまで分担ですので、全ての家事をパパが行うことになると、上につらつら書いたことが逆の影響を与える可能性があるので、注意が必要です。
逆の影響については文献を検索できませんでしたので、明確にはわかりませんが、そうなってしまう気がします・・・
おすすめ家事
- 食器洗い
- ごみ捨て
- 風呂掃除
この辺りが、時間もパパの仕事に合わせて可能な気がします。
もちろん、夜勤業務や出張が多いなど不規則な仕事のパパも多いかと思いますので、ママとパパで相談しながら分担を決めていくのがベストです。
ちなみにママへ
上記の3つは比較的難易度の低い家事を選んだつもりです。
最初から料理や子供用品の整理整頓などを覚えさせようとすると、パパのストレスが大変なことになってしまいますよ・・・
最初は簡単なところからお願いします。
まとめ
家事分担は子育てに非常に重要な要素を占めることが分かりました。家事を分担することで、子供がいい子に育ち、ママとパパのトラブルが減れば一石二鳥ですよね。
家事は毎日のことですので、意見が違えばそのストレスは毎日のようにお互いにかかってきます。それが、子育てに悪影響を及ぼす可能性があります。
ママもパパも忙しい場合には、家事代行など時折活用するのもいい方法かもしれません。夫婦協力して家事をしている姿を見せることが大切になります。
ぜひ、子育てを意識した家事分担を取り入れてみてはいかがでしょうか?
いつも最後まで読んでいただいてありがとうございます。今日の記事も皆様の悩みを解決する手助けになればと思います。
習慣化のテクニックを利用した効果的なルーティーンの活用術
おつかれさまです。
作業療法士として働きながら、双子育児に奮闘している双子パパのohyamakです。
この前、育児ストレスを溜めないルーティーンの記事を書きました。
もともと習慣にしていたルーティーンをなるべく維持するようにお伝えしました。
その中でも育児中に効果的にルーティーンを活用する方法をお伝えします。
習慣化するテクニックも合わせてお伝えしますね。
今日も目次を設定しておきますので、気になるところから読んでみてください。
目次
ルーティーンのおすすめ
無意識での行動ではありますが、意識して習慣に残すことで、自分の思ったことを思ったようにできる時間が確保されますので、ストレスを溜めない効果が期待できます。
どの時間に、どの場所で、どういった行動をとるということを決めてしまいます。
生活の動作を習慣化することで、余分に頭を使わわず、脳が疲れない!他のことに考えを集中できる!という余裕を生み出してくれます。
時間
大切にしたいルーティーンは朝がオススメです。
1日の始まりがストレスなく行えるといいですよね。
朝は頭が働きにくイメージをお持ちかもしれませんが、頭が一番疲れていない時間とも言えます。新しいことを身につけるには絶好の時間です。
そのためにも、朝の生活習慣の活動を選ぶのが良いと思います。
特に育児中のママやパパは子供達の起きてくる前の時間が一番自由な時間ですよね。一番生活に余裕のある時間とも言えます。
もちろん、ただ、生活動作をするというより、合わせ技が効果的です。
場所
できれば、同じ場所で複数のことをするのではなく、違った場所ごとに必ず行うルーティーンを決めましょう。
そうすることで、家の中をウロウロ移動するたびに、ストレスが増えない工夫作りができます。
行動(トリガー)
きっかけになる動作を決めるということです。歯磨きや本を読むといった動作を決めておけば、その行動を行う時間は脳に負担がかからず、ストレスが軽減できるからです。
私の一例
参考になるかわかりませんが、私がしているルーティーンを一つ伝えます。
- 朝起きる時間は6時〜6時30分(最近は曇りで日が入らず起きるのが辛い)
- トイレに行って、飾っている海の写真を眺めて、腹式呼吸する
- 朝一の水分に冷蔵庫から出して500mlペットボトルのまま炭酸水を飲む
- ソファーに座って本を10ページほど読む
- 洗面で髭剃りするときには鏡を見て笑顔を作るようにする。
朝にスマホを見るまでの間にこれをするように心がけています。
続けていて一番変化が出ているのが、水分摂取の習慣です。ペットボトルでそのまま飲むようにしたら、1日で飲む水分の量が格段に増えました。今までは、職場に500mlのペットボトルを1本持っていっても無くならなかったのが、今では2本でも足りなくなってしまいます。1日合計すると2Lは飲めるようになっています。
その理由として、今まではただ水分を多く取らないといけないと考えるのがめんどくさく、優先順位がかなり低かったです。
ですが、今は朝に飲む習慣をつけることで、時間と場所によって水を飲むという行動が想起されています。合わせて、ペットボトルという道具を限定することで、より具体的に行動につながるようになっています。
まとめ
こんな感じで大したことない習慣化ですが、これを始めてから朝出勤してからの仕事効率がすごく上がりました。朝一のトラブルでイライラすることが多かったですが、余裕をもってこなせるようになったので、自分でも驚いています。
今日は少し、育児とは違ったかもしれませんが、ストレスを溜めない、こころに余裕をつくる習慣化とルーティーンについてお伝えしました。
身近な習慣をしっかり意識して習慣化させてみてはいかがでしょうか?
いつも最後まで読んでいただいてありがとうございます。今日の記事も皆様の悩みを解決する手助けになればと思います。
失敗や挫折に負けない子供になる為の成長マインドセット
おつかれさまです。
作業療法士として働きながら、双子育児に奮闘している双子パパのohyamakです。
今日は育児に利用されるマインドセットについてお伝えしたいと思います。
先日、テレビで「消えた天才」という番組を見ました。なぜ、才能ある選手たちが挫折してしまったのか?という事が、このマインドセットと環境の要因で理解できたので、育児に奮闘中のママやパパに伝えたいと思ったからです。
マインドセット=心のあり方(物事の捉え方)
という風に言われます。
これは、ヒトが困難に直面した時にそれをどのように捉えて乗り越えていくのという思考の方法です。
2つの思考方法があります。
子育てをしていく中で、子供に身につけて欲しいのは成長マインドセットです。
これは、生まれ持った能力ではなく、育児や環境によって大きく変化していきます。
今日の話は、マインドセットを簡単に解説し、子供に成長マインドセットを身につけてもらう関わり方についてお伝えします。
今日も目次を設定しておきますので、気になるところから読んでみてください。
目次
マインドセットとは?
この2つに分類されます。
硬直マインドセットとは?
特性
- 自分の能力は生まれ持って決まっている
- 努力したって一定以上は能力は伸びない
- 物事の結果に固執する
- 上手くいかないのは環境が悪い
というように、困難に直面したり、失敗すると、その物事に対する意欲が無くなり、諦める・逃げ出してしまうという行動を取ってしまう傾向があります。
しなやかマインドセット(成長マインドセット)とは?
特性
- 自分の能力は努力すると伸びると信じている
- 物事に取り組む過程が重要で結果は他人が決める事と思っている
- 失敗は成長の糧になると思っている
というように、困難に直面したり、失敗した時に落ち込む事はあれど、意欲を持ち直して新たに取り組む事ができる思考です。
このように、マインドセットには特性があります。
どちらのマインドが良いかは一目瞭然ですよね。
すべての環境において、1つの思考しか出来ないわけではありません。
例えば、恋愛に関しては硬直マインドセットだが、仕事に関しては成長マインドセットというように、場面によって切り替えて使われているものです。
消えた天才からの分析
ここで、挫折して若くして競技から引退した「消えた天才」について書くと、
の持ち主であったという事です。(その競技に対する考え方において)
消えた天才達は、
- 自分は才能に溢れている
- 自分は他者より優れている(ヒトより優位に立っている)
- 結果を出し続ける事を求める
という思考にかられている事が、番組内の情報からも分かります。もちろんその競技において人一倍努力してきたのは事実だと思います。困難も乗り越えてきたはずです。
では、なぜ挫折したのか?
それは、結果を出す事が当たり前であり、結果において自分は評価され、その結果で自分の優位性を示してきたからです。
ですが、元からそういった思考だったのでしょうか?
という疑問が生まれませんか?
環境が思考を変化させる
以前、性格は50%が遺伝、50%が周囲の環境の要因を受けると書きました。
実は、環境の要因は非常に大きいのではないかと思います。
もともと、硬直マインドセットの傾向がある選手ほどこの影響を受けやすいと考えられています。
その影響とは何か?
- メディアで過剰に取り上げられる
- 周囲の評価が結果のみになってしまう
- 常に1位の⚪️⚪️くんという風に呼ばれる など
周囲の環境が常に1位でないといけないといった環境を作り上げてしまいます。
結果を出せる人にとっての試練かもしれませんが、「なんとか王子」と呼ばれ、過剰に報道されたり、プライベートまで調べられたりと純粋に競技を楽しむ、その成功への努力にやりがいをもつという余裕はなくなっているのでは無いでしょうか?
ですので、周りの環境や声かけが子供の思考に大きく影響を与える可能性があります。
もちろん、性格でいう内向的や外交的、ネガティブやポジティブというのは遺伝や周辺環境が影響しますが、物事に対する考え方というのは親から学ぶ要素は大きいと思います。
成長マインドセットを身につける育児
基本的には1つだけ心がけてください。
大事な事は、褒め方を工夫するだけです。
例えば、初めてパズルを完成させれた場面を想像してみてください。
「すごいね」「パズル上手だね」「偉いね」「頭がいいね」という声かけをしてしまいませんか?
これが硬直マインドセットへ誘導してしまうのです。
これは、キャロル・S・ドゥエルさんが著書の「マインドセット やればできる!の研究」に書かれています。
思春期の子供100名を対象に、難しい10問をといてもらいます。そして、その結果の伝え方を2グループに分けて、その後の行動の変化を調査しました。
Aグループは「8問正解よ。よくできたわね。頭がいいのね」
Bグループは「8問正解よ。よくできたわね。頑張ったのね」
調査開始当初は能力に差のない2つのグループでしたが、徐々にAグループは、難しい問題を選ばず全問正解するような簡単な問題を選ぶようになりました。自身の能力にボロを出さないように行動するようになりました。
もちろんBグループの9割はより難しい問題を選ぶ行動をとりました。
このように育児中の子供への声かけが思考を硬直マインドセットに誘導してしまう可能性が高いです。子供は誰しも親に褒められたいと思う為、結果を褒めるとそれを繰り返し求める為に、自分を賢く見せようと偽る傾向が表れます。また、自分の優位性を示す為に、他者を蹴落とそうとすることも分かっています。
先ほどの例題に戻ります。
初めてパズルを完成させれた場面をもう一度想像してみてください。
- 「すごいね。最後まで諦めずに頑張ったね。」
- 「失敗しても何度も繰り返したね。」
- 「わからなくなったら、違うピースから挑戦できたね」など
パズルが完成した過程を褒めてあげるようにするだけで、子供は努力することを求めていきます。努力を褒めると知能が上がることも研究で分かっています。
ぜひ、日頃の褒め方に一工夫入れてみてはいかがでしょうか?
イチロー選手について
努力の天才と言われていました。
もちろん人一倍才能のあった選手だと思います。しかし、イチロー選手自身がこう言った言葉を残しています。
「成績はでているから今の自分でいいんだと思っていたら、今の自分はいない」
「自分のした事にひとが評価を下す、それは自由ですけれども、
それによって、自分が惑わされたくないのです」
「人に勝つという価値観で野球はやっていない」 など
まだまだたくさんの名言や格言を残されていますが、この言葉から努力する、自分が変化する事を望んで取り組んできた事が分かりますよね。結果は人が評価するものと捉えています。
だからこそ、成長マインドセットを持った一流のプレーヤーは一流になれるという事が分かります。
まとめ
今回は、失敗や挫折に負けない子供になる為の成長マインドセットについてお伝えしました。少し長くなってしまい、申し訳ありません。
子育てにマインドセットを利用する為に必要なのは、まずはママやパパ自身が自分の行動に成長マインドセットを活用することです。
そして、ひとは変われる可能性があること、成長マインドセットというものがあることを知ることから始めてもらえればと思います。
いつも最後まで読んでいただいてありがとうございます。今日の記事も皆様の悩みを解決する手助けになればと思います。
先ほど紹介した、キャロル・S・ドゥエルさんが著書の「マインドセット やればできる!の研究」も載せておきますね。和訳なのでやや言い回しが理解しにくい部分もありますが、自分の人生を振り返りながら読める本にになっていますので、とても面白いですよ。