今こそイクメンパパへ、家事分担が子供をトラブルから守る
おつかれさまです。
作業療法士として働きながら、双子育児に奮闘している双子パパのohyamakです。
さて、今日は家事分担の話です。
皆様の家では、ママとパパで家事の分担を行っていますか?
我が家も明確には決めていませんが、家事分担しています。
元々、一人暮らしをしていたこともあり、自分のタイミングが出来上がっているので、なんとなく家事ん分担が始まって、現在に至ります。
料理は苦手ですが、食器洗いに洗濯、風呂掃除、ごみ捨ては極力行うように心掛けています。
意外と自分の中で習慣化されているので、それらをしている時は、あまり何も考えずに行えています。
さて、本題です。
「家事分担は育児中のママの負担軽減になるため」と思ってやっていましたが、それだけではなく、子育てで重要な効果が証明されました。
それは、パパが家事を手伝っている姿を日常的に見せることで、
娘さんが変な男に騙されることが少なくなる
という結果が出ました。
世のパパ達の反応はいかがでしょうか?
「そもそも、男なんて許さん!」と思っているパパもいるかも知れませんが、
私自身、将来娘が変な男を連れてきたらどうしようかと頭をよぎることはあります。
(まだ、娘は3歳ですが・・・そして、同じ双子の息子の心配はあまりしていない・・・)
話が逸れましたが、いい男の定義などないかも知れませんが、ニュースを騒がせるようなDV被害に自分の子供があうなんて想像もしたくないですよね。
だからと言って、「そんな男はダメだ」と言っても手遅れです。そう言った人を好きになってしまうような性格や思考を身につけてしまっているので・・・
かといって、いい男の選び方を言葉で教えていくのは難しいと感じます。
ですので、パパが家事分担で役割を担っていることを見せるだけで、変な男に騙されないようになると思えば、家事への捉え方が変わりませんか?
今日の記事は家事分担の子供に与える効果を書いていきます。
今日も目次を設定しておきますので、気になるところから読んでみてください。
目次
家事分担の効果
家事の分担割合
カナダ人を対象に調査した研究では、年代別の女性の家事の割合を調査しました。
結果、25歳前後で結婚した世代では、
貧しい家庭ほど女性の家事の割合が多いことが判明しました。
32歳前後では、子供がいて労働時間の長い家庭ほど女性の家事の割合が多い、43歳前後では、先ほどの条件関係なく女性の家事の割合が多いことが分かりました。
25歳前後で結婚した貧しい家庭を想像すると、いろいろ悪い方向に想像してしまいませんか?
もちろん収入が低い男性が全て悪いという訳ではありません。
もう一つの家事分担の効果を合わせて考えてみるとよく分かります。
家事分担が家族関係に与える影響
先ほどのカナダ人に対する研究を考察した論文によると、
パパが家事をする家庭ほど、夫婦の関係が長続きしたということが分かりました。
夫婦円満であることは、子育ての環境のひとつとして、いい効果があります。
結果、パパが家事を手伝う姿を見せることで、子供によい影響があったことが分かりました。
なぜ?家事分担は子供に影響を与えるのか
ママとパパが家事を分担する姿を見せることが、
家事を通して、男と女は平等であり、
協力しあうものであるという価値観を学ぶ機会
になっていると考えられています。
先ほどの若く結婚し貧しい家庭の話に少し戻ります。
偏見もあるかもしれませんが、男性のいいなりにならず、我慢しすぎず、きちんと物申すためには、男女は平等である、女性は尽くすだけではないという価値観を持っている必要があるのだと思います。
皆さんの娘さんがママが家事をするところしか見たことがなければ、女性は男性を黙って支えるという価値観を覚えてしまうかもしれません。
ですので、娘さんの幸せな家庭を望むならば、
パパは家事分担を積極的にするべきです!
もちろん、それを見た息子さんも自分は家事をするべき、女性とは平等で話し合って進めていく価値観を身につけるので、女性に優しい男へ成長するはずです。
何を分担したらよいのか?
まずは、パパができる時間に行える家事を分担することが大切です。
きっちり平等でなくても良いですが、「分担してる」とママが感じる量は家庭それぞれですので、よく話し合ってくださいね。
ちなみに、あくまで分担ですので、全ての家事をパパが行うことになると、上につらつら書いたことが逆の影響を与える可能性があるので、注意が必要です。
逆の影響については文献を検索できませんでしたので、明確にはわかりませんが、そうなってしまう気がします・・・
おすすめ家事
- 食器洗い
- ごみ捨て
- 風呂掃除
この辺りが、時間もパパの仕事に合わせて可能な気がします。
もちろん、夜勤業務や出張が多いなど不規則な仕事のパパも多いかと思いますので、ママとパパで相談しながら分担を決めていくのがベストです。
ちなみにママへ
上記の3つは比較的難易度の低い家事を選んだつもりです。
最初から料理や子供用品の整理整頓などを覚えさせようとすると、パパのストレスが大変なことになってしまいますよ・・・
最初は簡単なところからお願いします。
まとめ
家事分担は子育てに非常に重要な要素を占めることが分かりました。家事を分担することで、子供がいい子に育ち、ママとパパのトラブルが減れば一石二鳥ですよね。
家事は毎日のことですので、意見が違えばそのストレスは毎日のようにお互いにかかってきます。それが、子育てに悪影響を及ぼす可能性があります。
ママもパパも忙しい場合には、家事代行など時折活用するのもいい方法かもしれません。夫婦協力して家事をしている姿を見せることが大切になります。
ぜひ、子育てを意識した家事分担を取り入れてみてはいかがでしょうか?
いつも最後まで読んでいただいてありがとうございます。今日の記事も皆様の悩みを解決する手助けになればと思います。
習慣化のテクニックを利用した効果的なルーティーンの活用術
おつかれさまです。
作業療法士として働きながら、双子育児に奮闘している双子パパのohyamakです。
この前、育児ストレスを溜めないルーティーンの記事を書きました。
もともと習慣にしていたルーティーンをなるべく維持するようにお伝えしました。
その中でも育児中に効果的にルーティーンを活用する方法をお伝えします。
習慣化するテクニックも合わせてお伝えしますね。
今日も目次を設定しておきますので、気になるところから読んでみてください。
目次
ルーティーンのおすすめ
無意識での行動ではありますが、意識して習慣に残すことで、自分の思ったことを思ったようにできる時間が確保されますので、ストレスを溜めない効果が期待できます。
どの時間に、どの場所で、どういった行動をとるということを決めてしまいます。
生活の動作を習慣化することで、余分に頭を使わわず、脳が疲れない!他のことに考えを集中できる!という余裕を生み出してくれます。
時間
大切にしたいルーティーンは朝がオススメです。
1日の始まりがストレスなく行えるといいですよね。
朝は頭が働きにくイメージをお持ちかもしれませんが、頭が一番疲れていない時間とも言えます。新しいことを身につけるには絶好の時間です。
そのためにも、朝の生活習慣の活動を選ぶのが良いと思います。
特に育児中のママやパパは子供達の起きてくる前の時間が一番自由な時間ですよね。一番生活に余裕のある時間とも言えます。
もちろん、ただ、生活動作をするというより、合わせ技が効果的です。
場所
できれば、同じ場所で複数のことをするのではなく、違った場所ごとに必ず行うルーティーンを決めましょう。
そうすることで、家の中をウロウロ移動するたびに、ストレスが増えない工夫作りができます。
行動(トリガー)
きっかけになる動作を決めるということです。歯磨きや本を読むといった動作を決めておけば、その行動を行う時間は脳に負担がかからず、ストレスが軽減できるからです。
私の一例
参考になるかわかりませんが、私がしているルーティーンを一つ伝えます。
- 朝起きる時間は6時〜6時30分(最近は曇りで日が入らず起きるのが辛い)
- トイレに行って、飾っている海の写真を眺めて、腹式呼吸する
- 朝一の水分に冷蔵庫から出して500mlペットボトルのまま炭酸水を飲む
- ソファーに座って本を10ページほど読む
- 洗面で髭剃りするときには鏡を見て笑顔を作るようにする。
朝にスマホを見るまでの間にこれをするように心がけています。
続けていて一番変化が出ているのが、水分摂取の習慣です。ペットボトルでそのまま飲むようにしたら、1日で飲む水分の量が格段に増えました。今までは、職場に500mlのペットボトルを1本持っていっても無くならなかったのが、今では2本でも足りなくなってしまいます。1日合計すると2Lは飲めるようになっています。
その理由として、今まではただ水分を多く取らないといけないと考えるのがめんどくさく、優先順位がかなり低かったです。
ですが、今は朝に飲む習慣をつけることで、時間と場所によって水を飲むという行動が想起されています。合わせて、ペットボトルという道具を限定することで、より具体的に行動につながるようになっています。
まとめ
こんな感じで大したことない習慣化ですが、これを始めてから朝出勤してからの仕事効率がすごく上がりました。朝一のトラブルでイライラすることが多かったですが、余裕をもってこなせるようになったので、自分でも驚いています。
今日は少し、育児とは違ったかもしれませんが、ストレスを溜めない、こころに余裕をつくる習慣化とルーティーンについてお伝えしました。
身近な習慣をしっかり意識して習慣化させてみてはいかがでしょうか?
いつも最後まで読んでいただいてありがとうございます。今日の記事も皆様の悩みを解決する手助けになればと思います。
失敗や挫折に負けない子供になる為の成長マインドセット
おつかれさまです。
作業療法士として働きながら、双子育児に奮闘している双子パパのohyamakです。
今日は育児に利用されるマインドセットについてお伝えしたいと思います。
先日、テレビで「消えた天才」という番組を見ました。なぜ、才能ある選手たちが挫折してしまったのか?という事が、このマインドセットと環境の要因で理解できたので、育児に奮闘中のママやパパに伝えたいと思ったからです。
マインドセット=心のあり方(物事の捉え方)
という風に言われます。
これは、ヒトが困難に直面した時にそれをどのように捉えて乗り越えていくのという思考の方法です。
2つの思考方法があります。
子育てをしていく中で、子供に身につけて欲しいのは成長マインドセットです。
これは、生まれ持った能力ではなく、育児や環境によって大きく変化していきます。
今日の話は、マインドセットを簡単に解説し、子供に成長マインドセットを身につけてもらう関わり方についてお伝えします。
今日も目次を設定しておきますので、気になるところから読んでみてください。
目次
マインドセットとは?
この2つに分類されます。
硬直マインドセットとは?
特性
- 自分の能力は生まれ持って決まっている
- 努力したって一定以上は能力は伸びない
- 物事の結果に固執する
- 上手くいかないのは環境が悪い
というように、困難に直面したり、失敗すると、その物事に対する意欲が無くなり、諦める・逃げ出してしまうという行動を取ってしまう傾向があります。
しなやかマインドセット(成長マインドセット)とは?
特性
- 自分の能力は努力すると伸びると信じている
- 物事に取り組む過程が重要で結果は他人が決める事と思っている
- 失敗は成長の糧になると思っている
というように、困難に直面したり、失敗した時に落ち込む事はあれど、意欲を持ち直して新たに取り組む事ができる思考です。
このように、マインドセットには特性があります。
どちらのマインドが良いかは一目瞭然ですよね。
すべての環境において、1つの思考しか出来ないわけではありません。
例えば、恋愛に関しては硬直マインドセットだが、仕事に関しては成長マインドセットというように、場面によって切り替えて使われているものです。
消えた天才からの分析
ここで、挫折して若くして競技から引退した「消えた天才」について書くと、
の持ち主であったという事です。(その競技に対する考え方において)
消えた天才達は、
- 自分は才能に溢れている
- 自分は他者より優れている(ヒトより優位に立っている)
- 結果を出し続ける事を求める
という思考にかられている事が、番組内の情報からも分かります。もちろんその競技において人一倍努力してきたのは事実だと思います。困難も乗り越えてきたはずです。
では、なぜ挫折したのか?
それは、結果を出す事が当たり前であり、結果において自分は評価され、その結果で自分の優位性を示してきたからです。
ですが、元からそういった思考だったのでしょうか?
という疑問が生まれませんか?
環境が思考を変化させる
以前、性格は50%が遺伝、50%が周囲の環境の要因を受けると書きました。
実は、環境の要因は非常に大きいのではないかと思います。
もともと、硬直マインドセットの傾向がある選手ほどこの影響を受けやすいと考えられています。
その影響とは何か?
- メディアで過剰に取り上げられる
- 周囲の評価が結果のみになってしまう
- 常に1位の⚪️⚪️くんという風に呼ばれる など
周囲の環境が常に1位でないといけないといった環境を作り上げてしまいます。
結果を出せる人にとっての試練かもしれませんが、「なんとか王子」と呼ばれ、過剰に報道されたり、プライベートまで調べられたりと純粋に競技を楽しむ、その成功への努力にやりがいをもつという余裕はなくなっているのでは無いでしょうか?
ですので、周りの環境や声かけが子供の思考に大きく影響を与える可能性があります。
もちろん、性格でいう内向的や外交的、ネガティブやポジティブというのは遺伝や周辺環境が影響しますが、物事に対する考え方というのは親から学ぶ要素は大きいと思います。
成長マインドセットを身につける育児
基本的には1つだけ心がけてください。
大事な事は、褒め方を工夫するだけです。
例えば、初めてパズルを完成させれた場面を想像してみてください。
「すごいね」「パズル上手だね」「偉いね」「頭がいいね」という声かけをしてしまいませんか?
これが硬直マインドセットへ誘導してしまうのです。
これは、キャロル・S・ドゥエルさんが著書の「マインドセット やればできる!の研究」に書かれています。
思春期の子供100名を対象に、難しい10問をといてもらいます。そして、その結果の伝え方を2グループに分けて、その後の行動の変化を調査しました。
Aグループは「8問正解よ。よくできたわね。頭がいいのね」
Bグループは「8問正解よ。よくできたわね。頑張ったのね」
調査開始当初は能力に差のない2つのグループでしたが、徐々にAグループは、難しい問題を選ばず全問正解するような簡単な問題を選ぶようになりました。自身の能力にボロを出さないように行動するようになりました。
もちろんBグループの9割はより難しい問題を選ぶ行動をとりました。
このように育児中の子供への声かけが思考を硬直マインドセットに誘導してしまう可能性が高いです。子供は誰しも親に褒められたいと思う為、結果を褒めるとそれを繰り返し求める為に、自分を賢く見せようと偽る傾向が表れます。また、自分の優位性を示す為に、他者を蹴落とそうとすることも分かっています。
先ほどの例題に戻ります。
初めてパズルを完成させれた場面をもう一度想像してみてください。
- 「すごいね。最後まで諦めずに頑張ったね。」
- 「失敗しても何度も繰り返したね。」
- 「わからなくなったら、違うピースから挑戦できたね」など
パズルが完成した過程を褒めてあげるようにするだけで、子供は努力することを求めていきます。努力を褒めると知能が上がることも研究で分かっています。
ぜひ、日頃の褒め方に一工夫入れてみてはいかがでしょうか?
イチロー選手について
努力の天才と言われていました。
もちろん人一倍才能のあった選手だと思います。しかし、イチロー選手自身がこう言った言葉を残しています。
「成績はでているから今の自分でいいんだと思っていたら、今の自分はいない」
「自分のした事にひとが評価を下す、それは自由ですけれども、
それによって、自分が惑わされたくないのです」
「人に勝つという価値観で野球はやっていない」 など
まだまだたくさんの名言や格言を残されていますが、この言葉から努力する、自分が変化する事を望んで取り組んできた事が分かりますよね。結果は人が評価するものと捉えています。
だからこそ、成長マインドセットを持った一流のプレーヤーは一流になれるという事が分かります。
まとめ
今回は、失敗や挫折に負けない子供になる為の成長マインドセットについてお伝えしました。少し長くなってしまい、申し訳ありません。
子育てにマインドセットを利用する為に必要なのは、まずはママやパパ自身が自分の行動に成長マインドセットを活用することです。
そして、ひとは変われる可能性があること、成長マインドセットというものがあることを知ることから始めてもらえればと思います。
いつも最後まで読んでいただいてありがとうございます。今日の記事も皆様の悩みを解決する手助けになればと思います。
先ほど紹介した、キャロル・S・ドゥエルさんが著書の「マインドセット やればできる!の研究」も載せておきますね。和訳なのでやや言い回しが理解しにくい部分もありますが、自分の人生を振り返りながら読める本にになっていますので、とても面白いですよ。
育児ストレスを溜めないルーティーン活用術
今日は育児のストレスに生活のルーティーンが崩れることが大きく影響しているという話をまとめていきます。
このルーティーンを意識すれば、ストレスが無くなる訳では無いですが、不用意にストレスを溜めないような日常の工夫になります。ここで言うルーティーンとは、ママとパパ両方ともに共通する話ですので、ご夫婦で一度話してみてもらえらばと思います。
ルーティーンという言葉を耳にしたことはありませんか?
ラグビー日本代表の五郎丸選手の手を合わせたポーズで有名になりましたよね。
ですが、このポーズに意味があるわけでは無いですよ。
過去一番パフォーマンスの高かった時の、ボールを蹴るまでの行動パターンを選び、毎回同じにする事で、最高のパフォーマンスを引き出そうとする為に行われます。惜しまれながら引退したイチロー選手も同じです。
これはスポーツでの一例ですが、みなさん日常的にルーティーンを取り入れて生活しているんですよ。
日常生活では、最高のパフォーマンスはあまり求めないと思いますが、
- 良いメンタルの状態を作る
- 考えない事でストレスを生み出さないようにする
と言った、効果を生み出しています。
例えば、朝起きてから何をしますか?と問われると、何となく順番を思い描く事が出来ませんか?
これも一つのルーティーンなんですよ。
この時に歯を磨くとか、お風呂は30分は浸かるとか、晩酌をするとか、みなさんもありますよね。
ここで育児の話に戻ります。
出産前は当たり前にしていたルーティーンが、出産後に出来なくなっていませんか?
例えは、
- ご飯は3食しっかり食べる
- 一人で30分お風呂に入る
- スキンケアに時間をかける
- ヨガをする
- 決まった番組を見てから寝る
- 晩酌する など
育児が始まったママにとっては、ほとんどが出来なくなります。特に、授乳に影響することは絶対できません。
もちろん、はじめての子育てで不安も多いのがストレスの大半を占めますが、このルーティーンが崩される事で出産前の理想を求め、叶わない事でストレスが増えていきます。
これは、パパも同じなんです。ママのルーティーンを維持しようとパパのルーティーンが全て無くなるとストレスが溜まり、夫婦喧嘩の原因になります。もちろん、パパは仕事中はルーティーンを正しく保てていれば、ママより負担は少なくなると思いますが、もし中間管理職などルーティーンが崩れて仕事のストレスが多い状態だと、家庭に仕事のストレスを持ち込んでしまう結果になりますよね。
前置きが長くなってすみません。
今日は、このルーティーン活用術についてお伝えします。
いつものように、目次を付けておきますので、気になるところから読んでいただければ幸いです。
目次
ルーティーンとは?
上でも書いたように、毎日や毎回決まった行動を行う事を言います。これは、スポーツだけでなく、仕事や遊び、日常生活のいろんな場所で行われています。
このルーティーンの特徴は、
考えるという工程を省ける事です。
人は考えて行動するときには、予測を立てようとします。行動に移せる予測とは、基本的に良いイメージですよね。これが、うまくいかなかったとき(予測通りにならなかったとき)に過剰なストレスを感じます。
生活の中でのルーティーンとは、いつも通り考えなくてもできる事ですので、理想の結果を追い求めて失敗するようなストレスは感じないですよね。
ルーティーンでの効果
- 考える事が減る事でストレス軽減
- 集中力が高まる
- 良いときの状態が再現できる
ルーティンの行動中には考える必要が無いので、別の事を考える事ができます。その結果集中力が高まったり、よいパフォーマンスが発揮されます。
ルーティーン活用術
よく、育児ブログで、
「ママには、ゆっくりお風呂に入らせてあげよう」とか、「スキンケアの時間を作ってあげよう」とか、書いていますよね。それ自体は大切な事です。
しかし、それぞれのご夫婦にとっての残しておきたい大切なルーティーンをきちんと話し合って決めておく事が非常に重要です。
お風呂の希望は多くのママで多い事かもしれませんが、自分のパートナーにとっての最優先事項かはわかりません。
ですので、話し合いが大切です。
ルーティーン話し合い
- お互いが大切にしたい時間を書き出して優先順位をつける。
- 出産後も続けれる事かそうで無いかを分ける。
- 出産後も続けれるように、優先順位に並べます。
- それぞれをどのように協力すれば達成するか考える。
- 達成可能な順に優先順位を並べ替えます。
必ず、ノートなどに書き出すようにしましょう。1度決めたから絶対という事は無いので、その都度修正していきましょう。
ポイント
- 比較的毎日続けれるものを優先的に選ぶ事。
- お互いが少ない努力で協力できる事。
- 出産前の長期間意識して取り組んでいた事。
ポイント2
これから、出産を控えているママやパパへ
出産前から考えておく事をオススメします。
出産で一度辞めた習慣は、時間ができたからといって、なかなか再開するのが難しくなってしまいます。
出産後は本当にバタバタ時間が過ぎていきます。
- ちょっと暇な時間は寝よう
- お金は子供にかけよう
- 産後は、徐々に気持ちが落ち込んできて気力が起こら無い など、
本当に難しくなります。
実は、産後一番元気なのは、出産直後です。
出産後は体は疲労していますが、子供の生まれた喜び、毎日子供を見てる幸せさによってメンタルは非常によい状態になっています。
この状態の時に、好きなルーティーンを続けていく事が、長くメンタルを安定させる秘訣です。
この夫婦協力してのルーティーンのよい効果は、
- 夫婦互いに相手の配慮や努力を共有している。
- それによって、感謝しあえるという事です。
まとめ
今回は、我が家の経験からもルーティーンの活用をまとめていきました。育児が始まるとママやパパだけでなく、おじいちゃん、おばあちゃんも同じようにルーティーンが崩れてしまいます。普段気にせず行っている行動だからこそ、それが行えなくなる事でストレスを強く感じてしまいます。結果、ネガティブになり、意見の食い違いに発展します。そうなる前に、ご夫婦で話し合ってみては如何でしょうか?
最後まで読んでいただいてありがとうございます。今日の記事も皆様の悩みを解決する手助けになればと思います。
子供の成長を支える腸内環境を整える食事方法
腸内環境の改善、腸内フローラなどよく耳にするようになりました。それくらい腸の環境というのは大切だということが分かってきました。
腸内細菌が豊富な健康な腸であれば、
など、全身の状態の改善に効果があると言われています。
その中でも、「慢性疲労症候群」というよくわからない疲れに腸内環境が大きく関係しているといいます。
この慢性疲労症候群というのは、子供にも多く、不登校などの大問題になっています。
なので、子供の疲労感や気持ちの改善に腸内環境を整えるのが必要です。
目次を付けていますので、気になるところから読んでくださいね。
目次
今回の記事の参考書は「100の化学的メソッドと40の体験的スキルから編み出した最高の体調」という鈴木祐さんの本です。腸の環境だけでなく、ストレスや死について、遊びなど現代人が抱える問題の共通項である、「文明病」にスポットを合わせてわかりやすく書かれています。文明を聞くと神秘的な印象がありますが、この本に書かれているのは化学的根拠に基づいて、ご自身で体験し実証できた方法のみ書かれています。
とれも読みやすいので、よければ読んでみてください。
最高の体調 100の科学的メソッドと40の体験的スキルから編み (ACTIVE HEALTH) [ 鈴木祐 ]
腸の環境とは?
腸内細菌とは、ヒトの消化器官の中に住み着く微生物で、ヨーグルトなどに多く含まれる、ビフィズス菌や乳酸菌が有名です。
腸の中には100〜1000兆もの数が生息しています。
顕微鏡で覗いた時に多種多様な細菌がお花畑のように見えることから腸内フローラという名前がつきました。
腸内細菌の働き
- ビタミンB群やビタミンKなどの重要な成分を合成します。
- 食物繊維を分解し、エネルギーの生成
- 脂肪酸を分解し、腸壁を守る
など、様々な効果をもたらします。
腸の環境を破壊する原因
- 抗生物質
- 衛生的過ぎる環境
- 食物繊維不足
ヒトの生活は上下水道の完備など衛生環境が整ったことで、感染症での死亡が減少しました。多くの病気に対しても抗生物質を投与することで、健康な状態に戻ることができるようになりました。これは、人類の文明進化のとても大きな変革です。
しかし、抗生物質とは悪い菌だけをやっつけるのではなく、細菌のほとんどに作用してしまう薬です。そのため、悪い菌と一緒に善い菌まで死滅します。
結果として、病気は治っても腸の環境は崩れたままですので、熱は下がっても体はだるく、メンタルは低下しており、また病気になるといった悪循環を引き起こします。
大腸に住む腸内細菌の栄養素は食物繊維です。日本人の食物繊維の摂取量は年々減少しています。結果、腸内細菌が飢餓状態で働けなくなっています。
腸の整え方
第一に食事の改善です。
発酵食品の摂取、食物繊維が豊富な食べ物を摂取するようにすると善いです。
発酵食品
- ヨーグルト
- 納豆
- キムチ
発酵食品=お腹がゆるくなるといった印象を持っているかもしれませんが、それだけ、腸が活動している証拠です。下の食物繊維も同じですが、お腹がゆるくなる(いわゆる下痢の状態)にならない程度に量をコントロールしてみてください。
食物繊維
- ブルーベリーなどのベリー類
- バナナ
- りんご
- ココア
- きのこ類
- ワカメなどの海藻類
- 大豆などの豆類
ココアは意外ではないですか?
ココアに含まれるリグニンという成分が不溶性の食物繊維で便通を良くする効果があります。結果として腸内細菌にとって善い環境作りに大きな影響を与えることが分かっています。
環境調整
- 抗生物質を使いすぎない
- 抗菌スプレーや抗菌ソープなど避ける(キッチン周りはOK)
- 空気をきれいに保つ
抗菌系の商品は肌に住み着くよい細菌まで殺してしまいます。必要以上の抗菌は逆効果になっています。
ただ、カビの影響は無視できません。シックハウス症候群などは現代の通気性の良くない環境によって起こっていますので、適度な換気や空気清浄機の使用がオススメです。
まとめ
子供の頃から腸内環境を整える習慣を身につけさせてあげることが大切です。ジャンクフードを食べすぎると腸内細菌が減ることが分かっています。食べるのをゼロにはできないかもしれませんが、食事全体の1〜2割に抑えることが大切と言われています。
大人はプロバイオティクスなどのサプリの活用は有効だと思います。子供さんにはまずは食事の改善から取り組まれてはいかがでしょうか?
オススメはおやつの時間から取り組むことです。上記のようにココアを飲むこと、ヨーグルトにブルーベリーを混ぜるなどおやつとしても美味しく食べれると思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。今日の記事も皆様の悩み解決の手助けになればと思います。
簡単に最高の睡眠がとれるおすすめの方法
昨日の記事で、睡眠が子供のにあたえる影響を書きました。
少し、睡眠を促す方法も書いたのですが、今日は睡眠の悩みを解決する方法を書いていまいす。
昨日の記事も載せておきますので、読んでもらえると幸いです。
今日の記事は、「スタンフォード式 最高の睡眠」を参考に書かせていただいています。スタンフォード大学は睡眠生体リズム研究所という睡眠の専門研究機関があります。世界各国で睡眠研究をされている研究者のほとんどが、在籍していた研究所です。私は、活字の本を読んでいますが、漫画版も販売されています。
活字も黒文字に青いラインを引いてくれるなど、非常に読みやすい構成になっており、活字慣れしていない人が読みやすい工夫をしてくれています。内容も専門用語は出てきますが、わかりやすく図を使って解説してくれているので悩むことなく、非常に読みやすいです。
もしよければ、寝る前の睡眠習慣の一つに読んでみては如何でしょうか?
スタンフォード式最高の睡眠 [ 西野精治 ]
マンガでぐっすり!スタンフォード式最高の睡眠 [ 西野精治 ]
睡眠とは
(引用:スタンフォード式 最高の睡眠より)
睡眠は上記2つの周期を繰り返し、朝になるについれて、レム睡眠が長くなってきます。
最初に起こる一番深いノンレム睡眠を、睡眠のゴールデンタイムといい、この時間の睡眠の質を高めることが大切と書かれています。
睡眠の質を高める方法
ここでは、夜寝る前にすること、朝起きている時にすることに分けて書いていきます。
大事なのは、体温をコントロールすることです。そうすることで、眠るための副交感神経が刺激されやすくなり、睡眠の質が高くなります。
寝る前にすると良いこと
- 就寝の時間を固定する
- 寝る90分前の入浴
- 寝る直前はシャワー
- 足湯
- 部屋や寝具の温度調整
- そば殻枕
どれも、寝る前に緩やかに体温を上昇させ、寝る直前には体温が下がるような仕掛けになっています。
寝る前のNG
- 熱すぎるお湯に浸かる
- 寝る時の靴下
- 寝具をコロコロ変える
- 寝る前のPCやスマホの操作
- 過度なストレッチなどの運動
- 夕食以降のコーヒー
- 夕食抜き
NGなのは、体温を上げすぎてしまうこと、脳が興奮するよな活動をすることです。空腹感もストレスホルモンが増加し脳が興奮するのでよくないですね。
ダイエットで夕食を抜いてしまうと、睡眠不足を引き起こし、肥満の原因になったり、ストレスによる過食を誘発してしまうので、逆効果ですね。
朝起きている時にすると良いこと
- アラームを20分間隔の2つセットする
- アラームのなるスマホや時計を離して置いておく
- 朝日をしっかり浴びる
- スマホを見る(意外とブルーライトが効果的)
- 裸足で部屋を移動する
- 冷たい水で手洗い
- 朝食に汁物、よく噛む必要のある食べ物
- コーヒーは1日5杯まで
寝る時と逆のことが効果的です。明るい環境で体を動かせる時間を作りましょう。
朝起きてNG
- 朝風呂での入浴(シャワーはOK)
- ゼリーなどの飲むだけの朝食
- 汗だくになるランニングなど過度な運動
体を冷ますようにすることが、体が覚醒するポイントになります。あまり温めすぎると眠気を誘発するかもしれません。
良質な睡眠によって得られる効果
- 子供の成長ホルモン促進
- 大人だとアンチエイジング
- 肥満体質になりにくい
- 記憶の定着の促進
- ストレス軽減
睡眠ゴールデンタイムには成長ホルモンがたくさん分泌されます。子供だとイメージしやすいですが、大人も体を作り変えていく大切なホルモンです。
睡眠の質と肥満の関係も解明されています。
まとめ
今回は、良質な睡眠をとる方法を書いていきました。実は、そんなに難しい方法ではないんです。簡単に習慣化できるところから1つずつ初めてもらえればいいのではないかと思います。
睡眠は短くても長くてもよくないです。決まった睡眠周期(6〜7時間くらい)を目安に決めてみましょう。習慣化されると考えることがなくなりますので、眠る時にこの考えないということが睡眠を誘発してくれる要素にもなります。
よければ、試してみてください。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。今日の記事も皆様の悩み解決の手助けになればと思います。
夜型の睡眠習慣が子供に与える影響
子供の睡眠って大事ですよね。
分かっているんですが、なかなか早く寝かしつけができないのが現状です。
気になるテレビやドラマなど親の楽しみで子供の寝る時間が遅くなっている事が多いのでは無いでしょうか?
レコーダーで録画して見るなど時間に縛られなくなってきているのにも関わらず、今まで以上に時間が無くなっていますよね。
これは、皆さんの意識の問題だけでなく、「文明病」がもたらす影響です。夜早く寝るためには昼間の時間を有効活用し無いといけなくなりますね。
この時間管理の方法も伝えたい内容ですが、
今回は子供の睡眠における影響について書いていきます。
子供の就寝時間の変化
平成22年に財団法人日本小児保健協会の実施した調査によると夜10時以降に就寝する子供の割合は、1歳半・2歳・3歳で約3割を超えている事が分かりました。しかし、平成12年の調査では半数を超えていたため、かなり改善していると考えられます。
それでも、夜8時までに就寝する割合は、約15%くらいだそうです。
一番多いのは、9時に就寝する子供で全体の半数程度です。
また、郊外に比べて都心で暮らす子供達の方が寝る時間が遅い事も分かりました。
諸外国に比べて日本の睡眠時間は短い事も分かっています。
(学術の動向2010.4より引用)
睡眠時間の影響
睡眠不足を感じている子供も調査では、
- 小学生で60%
- 中学生で67%
- 高校生で74%
と過半数以上が睡眠不足と答えながら、状況の改善ができていない状態です。
こんな状態で学校に行き、授業を聞いても頭に入らないですよね。
結果的に、高頻度の塾に通い、同じ事を勉強する事になります。
これが、悪循環です。
塾の時間は、場所にもよると思いますが、20時から80分の授業予定などもありますよね。私も昔はそうでした。塾から帰ってくるのが、22時くらいになり、ご飯を食べて、お風呂に入って、ちょっと好きな事をして寝ます。
そうすると、寝る時間は余裕で0時を回ってしまいますよね。
睡眠時間の確保もできず、学習効果も得られないという、なんとも残念な学習方法です。
これでは、どんなに塾の講師が素晴らしくても、非効率的な学習を行っており、時間もお金もたくさんかかっているはずです。
ただ、親としても塾に行かさずに成績が大丈夫なのかという不安はありますので、我が子がその年代になったらどのような選択をするのか、自分でも楽しみです。
睡眠時間が短くなる原因
現代病として多くの人がスマホ依存症と言われています。
スマホがそばにあると知っているだけで、仕事に手がつかず集中力が低下する都行った研究結果があるように、多くに方がスマホから離れる事ができません。
しかし、仕事中・学校の時間はスマホから離れないといけません。そう言ったストレス反応が夜遅くの一人の時間に解放されてスマホに熱中してしまいます。
スマホのアプリゲームなんかも人が集まる時間帯が分かっているため、あえて遅い時間にイベントなど誘導されています。
そういった外部の刺激から自分自身をコントロールする能力を、高いレベルで求められているのが現代です。
改善する方法
睡眠の質を高めること、睡眠に促されような習慣化を身につける必要が有ります。
睡眠を誘発されやすい行動
- 眠る90分前の入浴(37℃〜41℃)
- 寝る直前は熱めのシャワー(43℃)
- 暑い日は頭を頭を冷やす など
睡眠は温まった体を冷やそうとする働きで誘発されます。
ですので、よく眠るためには、体を温めるは間違いです。
温めた体を、特に頭を冷やすことで眠りやすくなります。
暑い夏は、アイスノンで冷やす。そば殻の枕(通気性がいい)にすると質の高い睡眠を促されます。
意識して行動すること
- 起きる時間を逆算して、眠る時間を決める
- スマホを見ない時間を決める
- 寝る前に本を読むなど寝る儀式の習慣をつける
朝起きないといけない時間から逆算して7〜8時間は眠る必要があります。
眠る1時間ほど前からテレビを消す。スマホを見ないようにする。など習慣をつけるようにしましょう。
「10時からはスマホを触らない」など具体的な目標を定めると良いと思います。ヒーリングミュージックを流す、本をよ読むなどは良い習慣になると思いますよ。
育児中のママやパパは子供に寝る前儀式をつけるようにしてますよね。
これは大人になっても有効です。
子供の時と同じ習慣ではなく、新しい習慣でいいので、寝る前にはこれをする!と決めてしまうことがおすすめです。
もちろん、睡眠を妨げるような感情の高ぶることはNGです。
瞑想や軽いストレッチがおすすめです。
まとめ
「スタンフォード式 最高の睡眠」にも書かれているように、
寝る時間の量を確保しようと思えば思うほど、ストレスは増加する。
忙しい日常を送る現代人にとって、「今以上」の量の確保は現実的とは言えない。
睡眠時間が長すぎると、かえって体に悪い
睡眠にまつわる悩みもストレスも「量の確保」では解決しない。
と書かれています。今ある限られた時間でも質の高い睡眠を目指して習慣を見直していく必要があります。
ぜひ、皆様も始めれることから取り組んでみてください。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。今日の記事も皆様の悩み解決の手助けになればと思います。